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伊東

2019/12/02

のうちの竹のうちの話⑤

こんにちは! レストラン野内です。 今回第5弾は、竹のうちのおしながきに記されております、メニュー名のお話です! ひとつひとつ、レストランの雰囲気やお料理のコンセプトを、やわらかい言葉で表現できるようこだわっています。 ご紹介いたしますと… 前菜は「先(ま)ずもって」 デザートは「仕舞い(しまい)のひとしな」…など、独自の呼び名を使っています。 そして先ずもってと致しました、「和と洋の竹籠り」というネーミングは、僭越ながら私が案を出しました! 私は学生時代、日本文学を専攻しておりましたことから、ここで少しだけ賢ぶらせていただきます笑 むかし、和歌などでは、「縁語」というテクニックがありました! すなわち…「海」であるなら、「波」「潮」「浜」など、意味の関連することば同士をたくさん使えたら加点、ということですね! そして、竹のうちのキーワードである、「竹」の縁語のひとつが、「籠」なんです。 「籠」という漢字のもつ印象が、調理さんが考えてくださった美しい盛り付けや仕掛けにぴったりだと思い、提案いたしました。 ブログの下のほうに写真を載せましたので、外観をみてください! 被せられた紙の月見窓から、籠(かご)に見立てた箱の中が垣間見られます。 紙をはずすと…、わあ!何ということでしょう!余白まで美しい彩とりどりの盛り付け! 和・洋それぞれの季節のお料理がぎゅっと籠っているかのようで… ちょっとこじつけですかね…笑 月見窓の紙の模様も、季節に合わせて変わります! ちょうど12月に入りましたので、今回は模様はつばき柄。 メニューの詳細については、ご来店の際にご紹介致します。  

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