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蓼科の記事一覧

2023/10/02

八ヶ岳山頂付近の紅葉です

先週は、蓼科本館主催のイベントで、中央アルプス千畳敷カールに行きました。あいにくの霧で眺望がゼロだったのですが、紅葉は見頃を迎えていました。 そして蓼科周辺・八ヶ岳も紅葉シーズン突入です。八ヶ岳周辺では、北八ヶ岳・白駒の池(2,115m)が、例年だと今頃紅葉の見頃を迎えるのですが、全国的な暑さのせいか、まだ見頃には早いようです。今週末の7,8日頃なら楽しめそうです。 そのため、もうちょっと標高の高いところで紅葉を探そうと、今日は南八ヶ岳・硫黄岳(2,760m)に登ってきました。 登山口である桜平(中)駐車場(1,862m)に7:10に到着、少し出遅れました。週末にこの時間についていたら、きっと駐車場は停められなかったと思いますが、今日は平日で難なく駐車できました。7:25登山開始、気温7.0℃。吐く息が白く、慌てて手袋をします。 清流沿いの道がしばらく続き、せせらぎの音とひんやりとした新鮮な空気が何とも言えず心地よく、体が浄化されていくかのような気分です。夏沢鉱泉(7:57)、オーレン小屋(8:45)を経て夏沢峠(9:16)へ。辺りが開けて、正面には、硫黄岳の爆裂火口がそそり立ち、東方面には雲海が広がり、どちらも圧巻の景色です。 夏沢峠で10分ほど休憩をしたら、硫黄岳山頂まで約1時間。つづら折りの道で高度を稼ぎながら、ゆっくりゆっくり登ります。足元をよく見ると、霜柱がいくつもありました。山頂付近は、最低気温だともう氷点下なのですね。 10:24無事、硫黄岳登頂。山頂はなだらかで広く、眺望も最高です。南を眺めれば、間近に迫る赤岳と阿弥陀岳。東は硫黄岳の爆裂火口、北を望めば天狗岳と浅間山方面は雲海。西は雲海の先に、奥穂高や北アルプスの山群が一望できました。 11:00には下山開始、赤岩の頭、峰の松目コル経由で、オーレン小屋へ戻り、駐車場を目指します。この下山ルートは、あちこちで紅葉が美しく、秋を満喫することができました。14:00に駐車場に帰着。駐車場付近の森も紅葉が素晴らしく綺麗でした。 約6時間半の行程、先月の天狗岳の岩だらけのコースより格段に歩きやすく、おすすめの登山コースです。

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2023/09/14

9月モンターニャコースのご案内

こんにちは、レストランラコルタの帯川と申します。 先日石崎さんから「コンスィリエ」コースをご紹介頂いていたので、 私からは「モンターニャ」コースのご案内をさせて頂きます。   今回はパスタとお肉料理をご紹介させて頂きます。   パスタのご用意は、「イワシのプッタネスカ フェデリーニ」です。 プッタネスカは、ケッパーやオリーブ、トマト、アンチョビなどを盛り込んだイタリアの代表的なパスタです。 もともとアンチョビが使われるケースが多いパスタの為、大きくカットしたイワシとの相性はバッチリです。   そして、お肉料理は「富士桜ポークのグリル 農園野菜と共に」をご用意しております。 富士桜ポークは山梨県の山梨県銘柄豚普及推進協議会が定める認定基準に合格した豚肉の事ですが、 ・肉自身のきめが細やかで柔らかい食感 ・口の中でとろける脂肪の質 ・保水性が高くジューシーな口当たり ・適度な霜降りが入っている ・ボリューム感のあるロース が特徴と言われております。   いいことづくめのお肉ですが、こちらにジェノベーゼと、地元を中心としたお野菜を和えたソースをかけて、仕上げたお料理です。 バジルの風味と豚がマッチした味わいは、ヘルシーで女性にもお召し上がりやすい一品となっております。   これから秋の行楽シーズンでお出かけの予定をされていらっしゃいましたら、是非本コースもご予約の上、ラコルタにもお立ち寄り頂ければ幸いです。 今回も最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

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2023/09/02

9月は八ヶ岳登山ベストシーズン

ハーヴェストクラブ蓼科は、八ヶ岳の眺望が素晴らしいホテルです。また、八ヶ岳登山の基地として活用いただくお客様も多くいらっしゃいます。9月はトレッキングのベストシーズンです。昨日、北八ヶ岳の最高峰、天狗岳に登ってきました。 昨日は土曜日。天気は1日を通して安定した晴れということもあり、多くの登山者が予想され、早めに登山口である唐沢鉱泉に向かいました。三井の森を抜けるとまもなく未舗装路になりますが、程よく手入れされたダートは普通車の車高でも心配なく走ることができます。唐沢鉱泉駐車場に6:00に到着するも30台の駐車場は既に満車。駐車場前の道路が広い為、縦列駐車で場所を確保。準備を始めます。 出発時点で車の気温計は12℃。12℃って東京の冬の最高気温??。何とも言えない嬉しい気分。着ていた長袖シャツでは寒く、ウインドブレーカーを羽織りスタート。唐沢鉱泉→西天狗岳→東天狗岳→天狗の奥庭(スリバチ池)→黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉という周回コース。YouTubeでもよく紹介されている天狗岳のオーソドックスなコースです。目標は6時間。いざ出発。 はじめは、北八ヶ岳特有の苔生した森を歩きます。ひんやりした空気が新鮮で、体に取り込みます。約1時間程度で天狗岳西尾根伝いの道に辿りつきました。西尾根をしばらく歩くと、突如視界が開け、阿弥陀岳、赤岳、甲斐駒ヶ岳から諏訪市内まで一望できる展望台で休憩。青空+冷涼=最高の1日。これ以上ないと思う登山コンディションに気持ちが高鳴ります。第二展望台を過ぎると一旦下ったのちに、目の前に西天狗岳が立ちはだかります。まさにラスボス天狗、強敵。目の前に聳え立っています。こんな急登を行くのかと、弱気になりながらも、ストックをしまって、意を決して岩場の急登を登り始めます。頬をなでる風がひんやり心地よく、何度も後ろを振り返って景色を堪能しつつ、西天狗岳を無事登頂できました。ハーヴェストクラブ蓼科もバッチリ見えました(嬉)。山頂付近は開けていて、腰を下ろして休憩。ここからの景色が絶景で、少し長居して景色を目に焼きつけました。心地よい風、快晴+絶景。ここから離れたくない。そんな気持ちになります。景色を十分堪能して東天狗岳を目指します。東天狗岳は山頂付近が狭く混雑していたので、早々に退散して天狗の奥庭を目指します。ここから下り、楽になると思いきや、ずっと岩場で歩きづらく体力を消耗します。視線を上げて絶景を見てはモチベーションを高めて歩きます。登山道の傍らには、ウメバチソウが咲いていました。天狗の奥庭(スリバチ池)は、夏前なら水を湛えているのでしょうが、今日は水が枯れていました。しかし天狗の奥庭というネーミングに関心しつつ、風景を楽しみました。この後、靴擦れしてしまい、みるみるペースダウン。後ろからたくさんの登山者に抜かれつつも、自分のペースでゆっくりゆっくり下山しました。終日好天に恵まれ、最高の登山が楽しめました。 登山誌やインターネットを見ると、八ヶ岳入門にぴったり、初心者におすすめとありますが、コースのほとんどがゴツゴツとした岩場+木の根っこが張り巡らされ、正直な印象は、なかなかハードです。コースタイムも6時間を目標にしていましたが、7時間半かかりました。 登山の程よい疲れも、ハーヴェストクラブに戻れば温泉大浴場で疲れを癒せるので、つくづく登山の基地としてご利用いただきたいなと思いました。天狗岳を制覇して、ホテルから遠景で天狗岳を眺めると、なんともいえない制覇した充実感に浸ることができます。 個人的に9月は、八ヶ岳登山のベストシーズンだと思います。梅雨明け以降の夏の時期のようなアブの襲来に苦しめられることもなく、10月に入ると気温が一桁になるので、装備がグンと増えます。八ヶ岳以外にも、霧ヶ峰や入笠湿原、美ヶ原など有名トレッキングコースが豊富です。蓼科に泊まってトレッキングを楽しみましょう。

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