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伊東

かなれっじ新聞 第13号 ふぐのひれを使ったお酒

2022/10/31

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皆さま、こんにちは!

レストランの佐藤です。

 

朝晩だけでなく日中も冷え込む日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

これからの寒い冬に向けて、おすすめのお酒をご紹介いたします!
 

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【炭火会席 竹のうち】で毎年ご好評いただいている「遠州灘産虎河豚(とらふぐ)会席」が、今年も始まります!

 

ふぐについてのお話は、2022年1月に掲載した「かなれっじ新聞 第5号 静岡の絶品とらふぐ」をご覧ください♪

(メニューについての情報は当時のものです。最新情報はこちらからご確認ください)

 

そして、毎年虎河豚会席と一緒にお楽しみいただいているのが、「ひれ酒」です。

こちらも、ふぐ料理と共にご好評いただいているメニューです。

ということで今回は、「ひれ酒」についてお話ししていきます!

 

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○「ひれ酒」とは?

温めた日本酒に魚の鰭(ひれ)を入れて飲むものを、「ひれ酒」といいます。

 

一般的な熱燗は60度前後ですが、ひれ酒は70~80度の“超”熱燗にします。

これには理由があり、ひれの旨味成分であるアミノ酸などが溶け出す温度が、70度以上なのだそうです。高温にすることで、ひれの生臭さが出にくくなるという効果もあります。

とても熱いので、お召し上がりの際は、香りを楽しみながらゆっくりお召し上がりください。

 

○蓋をして蒸らす

ひれを浸したお酒に蓋をして蒸らすことで、ひれの香りと旨味が溶け出します。

竹のうちでは蒸らさずにお持ちしますが、徐々に香りと旨味が溶けていくので、味の変化をお楽しみいただけます。

 

○火をつける

ひれ酒をお席にお持ちしたときに、少しだけ蓋を開け、隙間からマッチで火をつけます。

「ボッ」と一瞬青白い炎が上がり、お酒の表面から気化して蓋の中に溜まっていたアルコールが飛んだら、すぐにもう一度蓋をします。

 

アルコールを飛ばすことで、お酒の味がまろやかになり、熱々でも飲みやすい口当たりになります。

また、火をつけた後すぐに再び蓋をすることで、ひれ酒ならではの香ばしい味わいをお楽しみいただけます。

(コツのいる作業なので、慣れるまで時間がかかります…温かく見守っていただけると幸いです💦)

 

○注ぎ酒(竹のうちでは「つぎしゅ」と読みます)

一度使用したひれは、2杯目にもおいしく使うことができます。

1杯目である程度ひれの旨味がお酒に溶け出したら、ひれをお酒から出しておくと、2杯目もひれの旨味を楽しめます。

 

注ぎ酒をご注文いただいた際は、ひれを一度お預かりします。

熱々の日本酒をお注ぎしてお持ちし、1杯目と同じように火をつけますので、香ばしいひれ酒をまたお楽しみいただけます。

 

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いかがでしたか?

【炭火会席 竹のうち】にお越しの方は、虎河豚会席をお召し上がりでなくても、ひれ酒をご注文いただけます!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

次回もお楽しみに♪


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