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旧軽井沢/旧軽井沢アネックス

やけまちどき どんな漢字?

2022/05/09

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大迫力の焼町土器

皆様、こんにちは。フロント柳昭子です。

今年は3年ぶりに規制のないゴールデンウィークでしたが、心身ともにリフレッシュできましたでしょうか?

軽井沢周辺もようやく若葉が眩い新緑の季節となりました。瑞々しい木々に囲まれた中庭で、ぜひゆったりとしたお時間をお過ごし下さい。

ところで皆様は『焼町土器(やけまちどき)』という言葉、聞いたことがありますか?この名前の由来は最初に発見された場所(塩尻市焼町)にちなんで名付けられたそうで、なんと軽井沢の隣町でもある御代田町の川原田遺跡から1990年に大量に出土したのです!それらが展示されているのが同町内にある『浅間縄文ミュージアム』です。

軽井沢からだと車で30分かからない程度でしょうか、国道18号を小諸方面に直進し、御代田のツルヤがある三ツ谷東の交差点を左折、佐久方面に進むと、比較的すぐ右手にあります。御代田町役場も隣接していて看板も出ているので分かりやすいと思います。

ここに展示されている焼町土器は全て実物、そして国の重要文化財で、今から推定5000年ほど前の土器だそうです。エネルギッシュなそのスタイル、ドーナツ状の突起、渦巻く曲線美等に圧倒されているうちに、『もっと間近で』と顔がどんどん展示ケースに寄っていき、最終的にはガラスに額をぶつけてしまいました(恥!) 縄文人の自由で奔放な表現力が結実した焼町土器は常設展示で、有難いことにフラッシュ無しなら写真撮影もOKでした!

こじんまりとした館内は常設展示の他に企画展もあり、今年度の春夏季(4/29-8/28)は『浅間山麓縄文発掘ものがたり』と題して、発掘調査で出土したモノやエピソードを紹介しています。受付前のちょっとした物販コーナーやガチャガチャなどはマニア心くすぐる逸品ぞろいで、危うく散財しそうになり、本当に手元に小銭が無くてよかったです(笑)。縄文土器に興味のある方はぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか?

ちなみに沿道を更に佐久方面に進むと、ボリューム満点すぎるポークソテーが有名なビストロや、浅間山が美しく見えるパン屋、浅間の寄生火山と同名のそば屋など、突如グルメ街道と化すのもこのエリアの魅力のひとつです!


  • 発掘現場の再現

  • 土器の変遷を辿る

  • 大人の「財力」で一気に集めたい衝動に駆らます…

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〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1178-493

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