2026/01/20
My Harvest
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皆様こんにちは。レストランの近藤でございます。
「レストラン炅-kei-」をより知っていただく為に、シェフが厳選した食材や、関わる生産者さんを中心にピックアップしていきながら、レストラン炅ならではの「こだわり」「取り組み」をより多くの皆様に知って頂きたいという思いから始まった「炅チャンネル」。
北関東、東北地方の生産者、工芸品の魅力を積極的に発信しています。
第六十九章の今回は、“那須千本松牧場”のご紹介です。豊かな自然と歴史、こだわりの乳製品
・那須千本松牧場 栃木県/那須塩原市
栃木県那須塩原市にある那須千本松牧場は、東京ドーム約176個分という広大な敷地を誇る牧場。土づくり・牧草づくりからこだわり、現在は約500頭の乳牛を育て、1日に約7〜9トンもの生乳を生産しています。
その歴史は古く、明治26年。二度にわたり内閣総理大臣を務めた松方正義公が那須開墾社から土地を買い取り、欧米式の近代的な農場を開いたことに始まります。都心から約140kmという立地でありながら、牧場全体は鳥獣保護区に指定され、60種類以上の野鳥やリス、ムササビが暮らす自然豊かな環境です。そんな那須千本松牧場さんのさまざま取り組み、こだわりをいくつか紹介します。
「健康な乳牛は、土づくりから」
牧場内の牧草地では、自家製堆肥をまき、栄養豊富な土づくりからスタート。そこで育った牧草を年に2〜3回刈り取り、発酵させたものを主食として乳牛に与えています。配合飼料についても、遺伝子組み換え原料は使用していません。牧草を食べた牛の排泄物は再び堆肥となり、土へと還る。この循環を大切にした「サステイナブル・アグリカルチャー(持続可能な循環型農業)」に取り組んでいます。
「牛乳づくりへのこだわり」
一般的な牛乳は、複数の牧場から集めた生乳を混合して製品化されますが、千本松牧場では牧場内で育てた乳牛から搾った生乳のみを100%使用しています。その生乳は、「低温長時間殺菌(65℃・30分)」という方法で丁寧に殺菌。高温短時間殺菌に比べて、生乳本来の風味や栄養(たんぱく質・ビタミン・カルシウムなど)を損ないにくいのが特長です。
「観光牧場としての魅力も」
千本松牧場は、生産の場であると同時に、観光牧場としても人気のスポットです。動物ふれあい広場をはじめ、サイクリングや乗馬などのアクティビティ、キャンドルやバターの手作り体験、ファームレストランやソフトクリームショップ、温泉・足湯など、世代を問わず楽しめる施設が充実しています。2024年秋にはレストラン、売店が約40年ぶりに大規模なリニューアル。さらに2025年春には、四季折々の美しい景色を一望できる「千本松テラス」を新設してグランドオープンを迎えました。私自身も家族で那須を訪れる際には、何度も足を運んでおり、季節ごとに異なる楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。リニューアル後は冬の訪問のみとなっているため、春や夏の季節に再び訪れることを、今から楽しみにしています。特に、動物とのふれあい、レストランでのお食事とソフトクリームショップは、ぜひ体験していただきたいおすすめスポットです。
鬼怒川渓翠では、開業当初より千本松牧場さんとお付き合いをさせていただいています。「レストラン炅-kei-」では、朝食の牛乳やヨーグルトはもちろん、牛乳を使用したプリンやブランマンジェは多くのお客様からご好評をいただいています。夕食でも、前菜からデザートまで幅広く使用しています。さらにレストラン炅に併設する、地域と食をテーマにした「ショップ会」では、牛乳やコーヒー牛乳、アイス、お土産類など、さまざま商品を取り揃えています。特におすすめは「極みアイス」です。特に乳質が優れた96頭の乳牛から搾った生乳を使用し、砂糖は極力控えめ。生乳本来のコクと香りを楽しめる、濃厚でありながら後味のすっきりした上品なアイスです。
生産者の皆様の想いと丁寧なものづくりが、レストラン炅を支えています。
これからも「レストラン炅 -kei-」では、信頼する生産者の皆様と共に、その魅力や背景をお伝えしながら、心に残る食体験をお届けしてまいります。
ぜひ、那須千本松牧場の恵みを、当館でゆっくりとご堪能ください。
以上、「炅チャンネル」第六十九回目でございました。
”毎月10・20・30の日は「炅チャンネル」”
引き続きよろしくお願いいたします。
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VIALA鬼怒川渓翠
〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原334-1
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