2025/11/18
My Harvest
0
0
皆様こんにちは。レストランの近藤でございます。
「レストラン炅-kei-」をより知っていただく為に、シェフが厳選した食材や、関わる生産者さんを中心にピックアップしていきながら、レストラン炅ならではの「こだわり」「取り組み」をより多くの皆様に知って頂きたいという思いから始まった「炅チャンネル」。北関東、東北地方の生産者、工芸品の魅力を積極的に発信しています。
第六十三章の今回は、“床井柚子園”さんのご紹介です。
・床井柚子園 栃木県/宇都宮市
北に日光連山を望み、男体おろしの吹き下ろす北関東に1964年に開園しました。先代が植えた柚子の木は100本から現在は250本まで規模を拡大、宇都宮のブランド農産物に認定されている「宮ゆず」を栽培しています。
「宮ゆず」とは宇都宮市北西部の新里地区を中心に栽培されている柚子です。暖地に向く果樹ですが、北関東の北方の柚子として、肉質が厚く香りが強いことを特長としています。
私自身も11月の上旬に現地に訪問をしました。ちょうど収穫時期を迎え、園内には黄色く成熟した柚子がたくさん実っていました。例年11月上旬から12月中旬に収穫期を迎えるそうです。年間を通して一番忙しい時期にもかかわらず、代表の床井さんご夫婦は暖かく出迎えてくださり、園内では柚子のへのこだわりや関連商品などさまざまなお話を聞くことができました。
ハーヴェストクラブVIALA鬼怒川渓翠では床井柚子園さんの「宮ゆず」を使った料理、お飲み物、関連商品を提供していますので、いくつかご紹介いたします。
・レストラン炅 夕食 テーブルコースKUNUGI 5品目:甘鯛 柚餅子 芹
松笠揚げにした甘鯛を薪火で焼きあげ、「宮ゆべし」のピュレを合わせた一品。外はカリッと、中はふわっと焼きあげた甘鯛と、「宮ゆず」の香りとコクのハーモニーをお愉しみいただけます。
「宮ゆべし」とは香り高い宮ゆずを丸ごと使った伝統的な発酵食品です。果肉をくり抜いた柚子に、日光の老舗「樋山昌一商店」の糀をふんだんに使った蔵出し寒仕込味噌にクルミを混ぜ、宮ゆずに詰めた後、和紙で包んで約3カ月間乾燥・熟成をさせたものです。
・レストラン炅 夕食 オリジナルノンアルコールドリンク
〇柚子 発酵ジャスミン茶 ¥1,650
自家製の発酵ジャスミン茶と「宮ゆず」果汁を合わせ、双方の酸味と甘みの相乗効果をもたらした味わい。澄み晴れの日をイメージした11月、12月限定のドリンクです。
〇クラフトドライ 柚子 ジンジャーエール ¥1,320
国産の生姜、有機栽培レモン果汁、複数種類のスパイスなど素材にこだわった辛口のジンジャーエールに、「宮ゆず」のマーマレードを加えたノンアルコールドリンクドリンク。香り豊かなゆずと生姜のやさしい辛みがベストマッチした寒くなる季節に、心も体もあたためてくれる一杯です。
・ショップ 会 関連商品
〇青鬼 青柚子胡椒
宮ゆずと日光唐辛子を使い、塩分を10%以下に抑えた青柚子の爽やかな風味が特徴。香りと辛味の絶妙なバランスを実現し、料理の風味を引き立てる逸品です。こちらは添加物を控え、柚子・唐辛子・塩だけで仕上げた純粋な柚子胡椒です。丁寧に育てられた柚子の栽培過程で、本来は摘果され行き場を失ってしまう実を有効活用し 素材そのものの香りと風味を存分に引きだしました。柚子本来の爽やかな香気と辛みの調和をお楽しみいただけます。
このような自然の恵みを無駄にしない取り組みは、フードロス削減にもつながり、“つくる責任・つかう責任”を大切にするSDGsに繋がります。柚子園だからこそ実現できる品質と、循環を感じていただけるサステナブル商品です。
〇MIYAYUZU Room Spray
宮ゆずの機能性に抗ストレス作用が強いという宇都宮大学との共同研究をもとに、商品化されたルームスプレー。研究結果をもとに、熟練の調香師が洗練した香りに仕上げた商品です。まるで本物のゆずがあるかのようにふわっと香りが広がります。
営業時間:8:00~21:00
以上、「炅チャンネル」第六十三回目でございました。
”毎月10・20・30の日は「炅チャンネル」”
引き続きよろしくお願いいたします。
My Harvest
0
0

VIALA鬼怒川渓翠
〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原334-1
0
0
0
0