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伊東

のうちの竹のうちの話⑩

2020/03/13

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こんにちは!レストラン野内です。

本日は、竹のうちのプリフィックスコースでお選び頂ける、炭火焼の魚のお話をしたいと思います。
今時期のラインナップの主になります、切り身の魚は3種類ございます。まずは真鯛、目鯛、そして金目鯛……


はい。我々も思います。「鯛ばっかりじゃん!」と(笑)
ですがどうか聞いてください! 実は、この三種の魚の中に、鯛はたったの一匹しかいないんです。

「鯛」とつく魚は数えきれないほどたくさんいるのですが、本当の分類としての「鯛」は、「スズキ系タイ科」の魚、つまり、真鯛のみなんです。

目鯛はスズキ系イボダイ科の、深海魚です。
スズキの仲間という点では真鯛に少しだけ近しいのですが、「いぼ鯛」という全く別の種類に分類されます。
いぼ鯛は別名である「えぼ鯛」という呼び名で、竹のうちのラインナップにも何度か登場したことのある魚です。
つまり…、鯛ではありません!

金目鯛はキンメダイ系キンメダイ科。こちらも深海魚です。
真鯛と目鯛がスズキ系として大きな括りでの仲間であるのとは違って、大元から全く違う魚なんです。
目鯛とは名前もよく似ているので、ちょっとややこしいですよね(笑)
金目鯛といえば赤色の体表が印象的ですが、あの色も、死んだあとの変色により出てくるものです。
深海を泳いでいる生きた状態の金目鯛は、真鯛にすごーくよく似たお色をしているそうですよ。
すごーくよく似ているんですが…、結局、こちらも鯛ではないということです!(笑)



魚によるお味の違いは…食べ比べをすればもちろん感じられるのですが、言葉で説明するのは、とっても難しく…はっきりとお伝えできるものといえば、身の柔らかさであるとか、食感に特徴があるものくらいになってしまいます。
特に伊東港であがる魚は大半が白身で、マイナーなものも多くあり、かつ日替わりでございますので、我々スタッフも日々勉強しながら営業にのぞんでおります(汗)


ですので、極論にはなってしまいますが、お客様自身が「どんな味なんだろう?食べてみたい!」と、直感で気になったものを選んで頂くのが、本当のところ一番です!
洋風の気分ならバジルソースの真鯛、和風の気分なら山椒の若芽を使った木の芽焼きの目鯛、というチョイスでも良いですし、伊豆に来たならやっぱり金目鯛!という方々も、もちろん多くいらっしゃってます^^

今回ご紹介したのは切り身の魚のみでしたが、姿焼きにて召し上がって頂けます「本日の伊東港のお魚」もおすすめです!現在は、シンプルな塩焼きか、静岡が誇る浜名湖海苔を使った餡かけソースのチョイスも楽しんで頂けます♪
伊東といったら、やはり魚が売りですので、どれを選んで頂いても、きっと満足していただけることと思います。


 


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伊東

〒414-0027 静岡県伊東市竹の内1-5-14

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