皆さんこんにちは。レストランの村松です。
６月に入り、天城高原も日中は気温が25℃前後を記録し、徐々に夏らしくなってきました。
さて、今回は洋食の『プラトー』コース料理を紹介したいと思います。
このコースは全7品で構成されたコースです。
今回はその中から特に私のオススメの数品をご紹介いたします。
最初のアミューズのシェフからの贈り物には、パプリカのフランです。
こちらは、赤パプリカや黄パプリカをミキサーでまわし、生クリームなどを加えて固めたものです。パプリカの味や風味を最大限に活かした一品です。このアミューズで、お客様のお口が喜ぶこと間違いなしだと思います。
オードブルは、鯵のコンフィです。コンフィとはフレンチの調理方法のことで、オイルに食材を浸し、低温でじっくりと煮込む料理です。元々は、冷凍保存技術がなかった時代にお肉の保存方法として取り入れられたものだそうです。保存方法が発達した現在でも調理法として定番となっており、最近では自宅で作る人も増えてきているほど知名度のある料理です。５月から始まったこのプラトーコースの中では1、2を争う人気のオードブルです。
お魚料理には、真鯛のポワレ コンソメソースです。こちらはコンソメソースがとても魅力的で、季節のお野菜をコンソメで炊き、とろみを出したソースです。季節野菜の旨味が凝縮されたこのソースは、見た目以上に濃厚です。淡白な真鯛を十二分に引き立てた逸品です。
お肉料理は豪州産牛フィレ肉のグラチネです。
このお肉のソースにはカフェ・ド・パリが使われています。数種類のスパイスやハーブなどをバターで固めたものです。肉の熱で徐々に溶けていくので、溶け具合によって様々な味が楽しめると思います。
このように、メニュー構成や調理法にこだわったコースになっています。
是非、天城高原レストランをご利用の際は洋食のプラトーコースを召し上がって下さい。
