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天城高原

伊豆急ウォーク⑬-Ⅱ

2016/02/23

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ここにも松陰の出身地・萩の市花「椿」

フロント小池です。予告どおり吉田松陰スペシャル!

名残惜しくも2階の“隠れの間”よりおりてきた私の正面には松陰先生の
息吹が聞こえてきそうな肖像画が飾られており、そのほかにも投夷書の写し
や松陰が使ったとされる文机・硯などが展示されていました。


おそらくは学芸員の方かと思うのですが、語り部の女性が

「よろしければ、ご案内いたしましょうか?」とお声を掛けてくださり、

ふたつ返事で「ハイッ!」と。

(かなり詳しく当時の松陰の足跡と、功績を教えてくださいます。ご旅行の
行程等の都合があるときは遠慮させていただいても大丈夫とのことです。)





中でも感銘を受けてしまったのが、弟子達への遺言に値する詩句に増して、

萩の両親へ宛てた「辞世の詠」ともいうべき次の一首です。




“親おもふ こころにまさる 親ごころ けふの音づれ 何ときくらん”




恥ずかしながら私的の解釈としては

「子供が親を思う気持ちより、親が子供を思う気持ちのほうが如何ほどに
強いものだろうか。(斬首に処される)この便りをどのようなお気持ちで…
子が親よりも先立つ不孝をどうぞお許しいただきたい。」

ということでしょうか。


自身の人生を精一杯、元気に、笑顔で明るく生きていかなければッ!!

と強く感じました。



寓寄処をあとにし、振り返ると松陰の隠れの間の窓が開いていましたが、
当時は閉め切りの暗闇の中で、蝋のか細い灯を頼りに書を編纂していた
のかと思うと、


「すごいバイタリティと、熱いハートと、行動力を持ち合わせた漢だったの
だろうなぁ」としみじみ感じ入るのでした。




そしてウォーキングの大団円を迎えるべく、歩を進めます。


下田の奥座敷とも呼ばれる蓮台寺温泉には、『湯の華小路』という

幕末のロマンが漂う古民家や趣ある石垣がひっそりと佇む石畳の通りがございます。


どこか懐かしく、タイムスリップ感満載です!



さぁ、いよいよGOAL地点☆伊豆急下田駅 へ
FINAL WALKING !!









次回 伊豆急全線ウォーク⑬-Ⅲ
ホントにこれで最後の最後?の巻
  • 投夷書(写)と松陰が使ったとされる硯

  • 素敵な栞のプレゼントをいただきました。

  • 松陰先生に一礼

  • 湯の華小路の石垣

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〒410-2507 静岡県伊豆市冷川1524

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