スタッフがお届けする現地ブログ

蓼科

9月は八ヶ岳登山ベストシーズン

2023/09/02

  • My Harvest

  • 0

  • 0

西天狗岳から赤岳・阿弥陀岳・硫黄岳爆裂火口を望む

ハーヴェストクラブ蓼科は、八ヶ岳の眺望が素晴らしいホテルです。また、八ヶ岳登山の基地として活用いただくお客様も多くいらっしゃいます。9月はトレッキングのベストシーズンです。昨日、北八ヶ岳の最高峰、天狗岳に登ってきました。

昨日は土曜日。天気は1日を通して安定した晴れということもあり、多くの登山者が予想され、早めに登山口である唐沢鉱泉に向かいました。三井の森を抜けるとまもなく未舗装路になりますが、程よく手入れされたダートは普通車の車高でも心配なく走ることができます。唐沢鉱泉駐車場に6:00に到着するも30台の駐車場は既に満車。駐車場前の道路が広い為、縦列駐車で場所を確保。準備を始めます。

出発時点で車の気温計は12℃。12℃って東京の冬の最高気温??。何とも言えない嬉しい気分。着ていた長袖シャツでは寒く、ウインドブレーカーを羽織りスタート。唐沢鉱泉→西天狗岳→東天狗岳→天狗の奥庭(スリバチ池)→黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉という周回コース。YouTubeでもよく紹介されている天狗岳のオーソドックスなコースです。目標は6時間。いざ出発。

はじめは、北八ヶ岳特有の苔生した森を歩きます。ひんやりした空気が新鮮で、体に取り込みます。約1時間程度で天狗岳西尾根伝いの道に辿りつきました。西尾根をしばらく歩くと、突如視界が開け、阿弥陀岳、赤岳、甲斐駒ヶ岳から諏訪市内まで一望できる展望台で休憩。青空+冷涼=最高の1日。これ以上ないと思う登山コンディションに気持ちが高鳴ります。第二展望台を過ぎると一旦下ったのちに、目の前に西天狗岳が立ちはだかります。まさにラスボス天狗、強敵。目の前に聳え立っています。こんな急登を行くのかと、弱気になりながらも、ストックをしまって、意を決して岩場の急登を登り始めます。頬をなでる風がひんやり心地よく、何度も後ろを振り返って景色を堪能しつつ、西天狗岳を無事登頂できました。ハーヴェストクラブ蓼科もバッチリ見えました(嬉)。山頂付近は開けていて、腰を下ろして休憩。ここからの景色が絶景で、少し長居して景色を目に焼きつけました。心地よい風、快晴+絶景。ここから離れたくない。そんな気持ちになります。景色を十分堪能して東天狗岳を目指します。東天狗岳は山頂付近が狭く混雑していたので、早々に退散して天狗の奥庭を目指します。ここから下り、楽になると思いきや、ずっと岩場で歩きづらく体力を消耗します。視線を上げて絶景を見てはモチベーションを高めて歩きます。登山道の傍らには、ウメバチソウが咲いていました。天狗の奥庭(スリバチ池)は、夏前なら水を湛えているのでしょうが、今日は水が枯れていました。しかし天狗の奥庭というネーミングに関心しつつ、風景を楽しみました。この後、靴擦れしてしまい、みるみるペースダウン。後ろからたくさんの登山者に抜かれつつも、自分のペースでゆっくりゆっくり下山しました。終日好天に恵まれ、最高の登山が楽しめました。

登山誌やインターネットを見ると、八ヶ岳入門にぴったり、初心者におすすめとありますが、コースのほとんどがゴツゴツとした岩場+木の根っこが張り巡らされ、正直な印象は、なかなかハードです。コースタイムも6時間を目標にしていましたが、7時間半かかりました。

登山の程よい疲れも、ハーヴェストクラブに戻れば温泉大浴場で疲れを癒せるので、つくづく登山の基地としてご利用いただきたいなと思いました。天狗岳を制覇して、ホテルから遠景で天狗岳を眺めると、なんともいえない制覇した充実感に浸ることができます。

個人的に9月は、八ヶ岳登山のベストシーズンだと思います。梅雨明け以降の夏の時期のようなアブの襲来に苦しめられることもなく、10月に入ると気温が一桁になるので、装備がグンと増えます。八ヶ岳以外にも、霧ヶ峰や入笠湿原、美ヶ原など有名トレッキングコースが豊富です。蓼科に泊まってトレッキングを楽しみましょう。


  • 東天狗岳に向かう道中

  • 西天狗岳からハーヴェストクラブ蓼科が見えます

  • 天狗の奥庭

  • My Harvest

  • 0

  • 0

この記事が楽しめるのは蓼科

蓼科

〒391-0301 長野県茅野市北山字鹿山4026-2

週間人気記事ランキング

月間人気記事ランキング

施設一覧(ブログ数)