フロント担当岡田です。
先日小淵沢にあります「三分一湧水」に行ってきました。
三分一湧水は八ヶ岳の麓から湧き出る湧水の一つで日本名水百選にも選ばれています。
なぜこのような名前が付いたかと言いますと、その昔農民の農業用水を巡る水争いが長年続きその争いをなくす為、下流にある3つの村落に均等に水が分かれるよう工夫された独特の手法から名付けられました。
この手法を考案したのは、かの名将 武田信玄公と伝えられています。
湧き出た水が堰に流れ、その堰の真ん中にある三角形の石柱により三方向に均等に水が流れるようになっているのが良くわかります。
昔の人の知恵に驚くばかりです。
湧水は1日8500トンという豊富な湧水量を誇り、水温は年間通じて約10℃に保たれているそうです。
すぐ横には湧水の仕組みや歴史に触れられる三分一湧水館や地元の農作物を販売しているお土産コーナー、お蕎麦屋さんもあります。
小淵沢には他にも大滝湧水や井詰湧水など湧水が出る箇所が数か所ございます。
湧水巡りをしてみても面白いかもしれません。