新年あけましておめでとうございます!
和食調理の三須です。
今回は1月の竹のうち八寸をご紹介したいと思います。
左上から時計回りに[金目鯛の真砂(まさご)和え][とろ湯葉][牛すじのクラフトビール煮][鶏のテリーヌ][カリフラワーのムース]です。
まず、[金目鯛の真砂和え]は昆布締めした金目鯛と水菜、昆布、とびこ(トビウオの卵)を和えてあります。
真砂和えの真砂には「細かい砂」という意味があり、たらこや数の子などの粒の細かい魚卵で和えたものを総じて真砂和えと呼んでいます。
[とろ湯葉]の上に乗っているのはわさびと塩昆布です。
塩昆布のほのかな塩味と、わさびのツンとした香りがきいています。
[牛すじのクラフトビール煮]は、香味野菜と一緒に下茹でした牛すじをクラフトビールで煮て、その後にデミグラスソースを入れさらに煮ています。
彩りで人参とミニペコロス、マスタードソースで焼いたバケットと一緒にお召し上がりください。
[鶏のテリーヌ]は、美味鶏の胸肉のミンチに、牛蒡と人参の金平を混ぜて焼いています。
最後に[カリフラワーのムース]は、炒めた玉ねぎと茹でたカリフラワーをチキンブイヨンと一緒にミキサーにかけ、八分立ての生クリームとゼラチンを混ぜ固めました。
年が明けても、新型コロナウイルスの感染拡大は収まりませんが、美味しいお料理を用意してお待ちしておりますので、今年もハーヴェストクラブ伊東をよろしくお願いします。