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2010/09/09

残暑ざんしょで奥大井

9月に入ってもまだまだ暑い日が続いています。 家にいても暑いので休日の午後、ふと思い立って奥大井まで行って参りました。 出発の時間が遅かった上に、あちこちで車をとめて歩き回ったりしたので、目的地の寸又峡に到着したのは17時30分を廻っていました。 寸又峡では、夢の吊橋に一度行ってみたかったので、土産物屋をのぞいた折に、どれぐらい時間が掛かりますかと尋ねてみると、1時間ぐらいだねとつれない返事。 往復での時間の事らしいので、行ってみようかとも一瞬思ったのですが、その顔にはとても無理だねと書かれており、朝は気持ちがいいんだけどねとの言葉の追い討ちも。 ただ、このまま泊まらないで帰るとも話していたので、「露天風呂に入っていったら。まだやっているから。」と勧めてくれました。 勧められるままに早速露天風呂に行くと、受付終了時間まであと15分と遅かったにもかかわらず快く迎えてくれ、帰る折にも非常に心遣いあふれる言葉を掛けて送り出してくれました。 入ったお湯は無色透明でしたが、硫黄のにおいがプ~ンとして、ぬるっとした感じのするとても効果がありそうなお湯でした。 ちなみに寸又峡温泉は、肌がつるつるになる事から美女つくりの湯と言われるそうです。 温泉を出て駐車場までの坂を下りながら周囲の山々を見ると、頂上に掛かっていた霧が山すそに向かってどんどん下りて来るところでした。 明け方になれば霧に霞んだ景色がさぞかし美しいだろうな!と思い、一晩車で夜を明かすことも考えましたが、奥大井でも暑いものは暑い!!ので車で夜を明かすのは断念し、寸又峡を後にしました。 霞のかかる天上から下界に下りて車を走らせていると、車が動いていないのではないかと思うほどに同じ虫声が延々と続き、ただ、その時々で鈴虫の声が聞こえたりして、暗い夜道ながらも飽きない道でした。 残量が少なくなって不安だった車のガソリンも、何とかもちそうだったので少し遠回りをして蓬莱橋のライトアップを見に寄ってみました。 夜の蓬莱橋は、昼ののどかさとは違った景色でとても印象的でした。ただ、全くの闇夜だったのがとても残念で、月明かりに浮かぶ橋や河原が見られたら更に違った印象を覚えたと思います。 今回は、目的の夢の吊橋を見ることは出来ませんでしたが、塩郷では吊橋を渡っている時に丁度真下をSLが通って行ったり、寸又峡の近くの道路では野生の猿に出会ったり、又、普通のお宅のようでしたが、無数の風車やら、お面やら、あんぱんまんやら、挙句の果てには顔を描いたやかんからドクロまでがいっぱいに家の周りに飾ってあるお宅があったりと、今までに無いとても楽しい経験の道中でした。 もう少し涼しくなったら再訪して、今度は早朝の山の景色を存分に楽しんできたいと思います。

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