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伊東

伊東市の民話を2つご紹介

2021/12/17

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皆さま、こんにちは(^^)/

フロントの小川です。

桜の季節にはまだ早いですが、桜が咲いたら是非行っていただきたい大室山の麓のさくらの里と、伊豆の瞳と呼ばれる一碧湖にまつわる民話を合わせて2つご紹介させていただきます。

まずはさくらの里でございますが

右手に見えますのが大室山。左手に見えます森のような中には…・

このような溶岩洞穴がございます。

こちらの民話は…昔、大室山の麓の深い大穴に大蛇が棲み、近くの部落に現れては村人達を苦しめていた。村人達の願いを聞いた将軍 源頼家が家来の和田平太胤長に大蛇退治を命じました。村人達は大蛇退治のお礼に頼家一行を地元に迎え、「四方くづれ」という舞台で余興を見せて労った、と伝えられています。

今度大室山に行かれた際は、そーっと覗いてみてください。大蛇が隠れていたような大きな穴が見えます(>_<)

次は一碧湖の民話です。

この穏やかな湖にも…穏やかではない民話が実はございます。

 


奥の赤い鳥居が見えますでしょうか?この鳥居がある場所は…

一碧湖がまだ吉田の溜池や大池と呼ばれていた頃のお話です。

小川沢という場所に神通力を持った赤牛が住んでいました。その池は年々浅くなり棲みにくくなった赤牛は、この吉田の大池に住みかを移しました。

ですが、この池を行き来していた村人達を煩わしく思った赤牛は、舟をひっくり返したり、次第に村人達を食らうようになってしまいました。

この話を知った吉田の光栄寺の和尚が、命をかけて赤牛の魔力を封じようと、池の小島で七日七晩お経をあげ、その池に御堂を建てたというお話があります。この赤い鳥居はその時のものといわれています。

次回伊東にお越しの際は、このような民話を思い出して景色を眺めて頂くと、いつもとはまた違う景色に見えてくるかもしれません。

余談ですが、一碧湖の近くには、今も大池小学校という名前のついた私の母校がございます(^^♪

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伊東

〒414-0027 静岡県伊東市竹の内1-5-14

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