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軽井沢ネイチャーツアー第4弾

2014/11/05

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本日は、今年4回目のネイチャーツアー「カラマツの黄葉と野鳥の森散策」を
開催いたしました。

その様子をご報告させていただきます。


参加者は17名様、今回は紅葉も終盤に差し掛かる秋と冬の境目を
お楽しみいただける内容で企画をいたしました。

紅葉の紅葉が落ち着くと、カラマツが鮮やかな黄色に染まり
落葉樹の枝には、冬支度をする鳥を観察できる季節。
そこで、今回は星野エリアの奥にある国有林「軽井沢野鳥の森」を
イベントの開催地に選びました。

そして、軽井沢の森を熟知した専門家「ピッキオ」の井上さん
こと「隊長(ピッキオのスタッフ名)」に案内をしていただきました。


井上さんは、関西のご出身で気さくな方でした。
ところどころで冗談や面白話を盛り込んでいただいたので、
ご参加された皆様も散策を楽しまれていました。


さて、自然を楽しむ散策の内容ですが、まず井上さんより
野鳥の森がどのような森であるかと言う説明からスタート。
森の入り口には日本野鳥の会を作った「中西 悟堂氏」の
銅像と歌碑がお出迎え。

中西氏は、国内で初めて野鳥の観察をした方で、主な観察地が
軽井沢の野鳥の森であったそうです。


森の中に入ると、モリヒトデという赤い実や、マムシ草、
赤み寄生木、紫式部という綺麗な紫の木の実等を
観察することができました。



そして、散策をしていると特別ゲストが登場!!

冬支度をする日本猿が、山の上から私達を見下ろして
いました。この時期は群れで頻繁に町へ降りてくるとの事、
今日も餌を求めて降りてきたようです。
(残念ながら写真は撮影できず)



そして、森を歩いていると可愛らしい鳥の声が響き渡り、
皆で足を止めて双眼鏡でヒガラやアトリ、シジュウカラに
ゴジュウカラ、キツツキの仲間のアカゲラ等の沢山の
野鳥を観察することができました。



そして更に散策を進めると、葉っぱのある季節では
見ることのできない貴重な熊の生態を確認する事が出来ました。

熊が登った爪跡が残る木の前で、井上さんが熊の冬眠前の
生態を分かり易く説明してくださいました。



そして、森を降りていくとムササビの巣があり、
知られざるムササビの生態も非常に興味深かったです。


ご参加いただいた皆様からは、「また、参加したい」や
「今回も楽しめました」等のお言葉を賜りました。
少し気温が低い季節でございますが、沢山の皆様に
ご参加いただき感謝を申し上げます。


また、ご案内をしてくださいました株式会社 ピッキオの
井上様へも、この場を借りて御礼を申し上げます。
ありがとうございます。



今年のネイチャーツアーは今回が最後となります。
また、来年の春頃に自然をお楽しみいただける企画を
ご用意させていただきます。
来年も沢山の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
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〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1178-493

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