スタッフがお届けする現地ブログ

伊東 レストラン 佐藤 佳奈 のブログ一覧

伊東

2023/01/11

髙嶋酒造にお邪魔しました!

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   2023年最初の更新です。 今年もよろしくお願いいたします!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   先日、東急ハーヴェストクラブ伊東の料理長・相澤と副料理長・塩田が、静岡県沼津市にある「 髙嶋酒造 」にお邪魔しました。 その様子は、「Harvest Times 2月号」に掲載しております。会員の皆さまにおかれましては、近日中にお手元に届くかと存じますので、ぜひご覧ください。   この訪問では、杜氏(とうじ・酒造りの最高責任者)であり代表の髙嶋一孝さんによるご説明とともに酒蔵の見学をさせていただいたり、日本酒を試飲させていただいたりしました。 そして、2023年3月1日より【炭火会席 竹のうち】でお召し上がりいただける「 静岡鰻会席 」に合う日本酒として、「純米吟醸白隠正宗」と「中伊豆産山田錦純米酒白隠正宗」を選びました。   近日中に販売開始予定ですので、竹のうちにお越しの際はぜひお召し上がりください!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   同じく「Harvest Times 2月号」に、私とフロント保坂が「 ベアードブルーイング 」を見学させていただいた際の様子も掲載しており、保坂の ブログ でも商品やブルワリーのご紹介をしておりますので、ぜひご覧ください。   このような見学は、入社以来初めての体験でした。 工場の匂いや温度は実際に足を運ぶことで体感できますし、作っている方々の想いや熱意を直接感じられ、とても良い経験になりました。   ベアードブルーイングのクラフトビールも、近日中に販売開始予定です。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   今年も、静岡をお楽しみいただけるお料理やお飲み物をご用意して、皆さまのお越しを心よりお待ちしております!

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伊東

2022/11/30

かなれっじ新聞 第14号 お造りの楽しみ方🐟

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   朝晩のツンと張りつめた空気に冬の訪れを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 比較的温暖な伊東にも、もうすぐマフラーの時期がやってきそうです。 お越しの際は、調節しやすい防寒具をお忘れなく!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   さて今回は、お造り(刺身)の様々な調理法についてお話しします。 綺麗に切って盛られたお造りは、食べるだけでなく、目で見ても楽しめますよね。 切るだけでも職人の技術が光りますが、より美しく見せるための加工をすることがあります。   ○焼き霜造り 「焼き霜(やきしも)」とは、魚を皮がついたまま刺身にするときなどに、主に皮のついているほうの表面に直火で焼き目をつけ、すぐに冷水で冷ます方法です。表面が霜降り状になるため、このように呼ばれています。 この処理をすることで、余分な脂肪や生臭さを取り除き、風味を引き立てます。 主に鯛などに使われる方法で、鰹のたたきもこの仲間です。   ○湯霜造り 同じような加工として、「湯霜(ゆしも)造り」があります。 熱湯にさっと通したり熱湯をかけたりして、表面だけに熱を通し、霜降りにする方法です。皮の部分に熱湯をかける場合は、「皮霜(かわしも)」と呼ばれることもあります。 皮が柔らかくなり生臭さが取れ、食べやすくなります。 熱湯をかけて縮んだ鯛の皮が松の皮に似ていることから、「松皮(まつかわ)造り」とも呼ばれます。   焼き霜や湯霜にしてお刺身に皮を残す方法は、皮そのものや、皮と身の間が美味しい魚によく用いられます。   ○銀皮造り 「銀皮(ぎんがわ)造り」は、魚本来の美しい銀色を活かし、皮がついたまま作る方法です。 皮が極めて薄い太刀魚などに用いられ、明るい銀色が印象的なお刺身になります。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたか? お席ではなかなかここまで詳細にお伝え出来ないので、ぜひ参考にしていただければと思います!   レストラン【炭火会席 竹のうち】のお料理は、お造りのついたコースがほとんどです。 日々新しい魚を仕入れておりますので、お造りの内容はお席につくまでのお楽しみ♪ (アレルギーやお苦手なものがございましたら、ご予約時にお伝えください)   年末年始にかけてたくさんご予約をいただいており、お席を押さえることが日に日に難しくなってまいりますので、お早めのご検討をお願い申し上げます。 皆さまのご来店を心よりお待ちしております! 次回もお楽しみに♪

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伊東

2022/10/31

かなれっじ新聞 第13号 ふぐのひれを使ったお酒

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   朝晩だけでなく日中も冷え込む日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? これからの寒い冬に向けて、おすすめのお酒をご紹介いたします!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   【炭火会席 竹のうち】で毎年ご好評いただいている「遠州灘産虎河豚(とらふぐ)会席」が、今年も始まります!   ふぐについてのお話は、2022年1月に掲載した「 かなれっじ新聞 第5号 静岡の絶品とらふぐ 」をご覧ください♪ (メニューについての情報は当時のものです。最新情報は こちら からご確認ください)   そして、毎年虎河豚会席と一緒にお楽しみいただいているのが、「ひれ酒」です。 こちらも、ふぐ料理と共にご好評いただいているメニューです。 ということで今回は、「ひれ酒」についてお話ししていきます!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ○「ひれ酒」とは? 温めた日本酒に魚の鰭(ひれ)を入れて飲むものを、「ひれ酒」といいます。   一般的な熱燗は60度前後ですが、ひれ酒は70~80度の“超”熱燗にします。 これには理由があり、ひれの旨味成分であるアミノ酸などが溶け出す温度が、70度以上なのだそうです。高温にすることで、ひれの生臭さが出にくくなるという効果もあります。 とても熱いので、お召し上がりの際は、香りを楽しみながらゆっくりお召し上がりください。   ○蓋をして蒸らす ひれを浸したお酒に蓋をして蒸らすことで、ひれの香りと旨味が溶け出します。 竹のうちでは蒸らさずにお持ちしますが、徐々に香りと旨味が溶けていくので、味の変化をお楽しみいただけます。   ○火をつける ひれ酒をお席にお持ちしたときに、少しだけ蓋を開け、隙間からマッチで火をつけます。 「ボッ」と一瞬青白い炎が上がり、お酒の表面から気化して蓋の中に溜まっていたアルコールが飛んだら、すぐにもう一度蓋をします。   アルコールを飛ばすことで、お酒の味がまろやかになり、熱々でも飲みやすい口当たりになります。 また、火をつけた後すぐに再び蓋をすることで、ひれ酒ならではの香ばしい味わいをお楽しみいただけます。 (コツのいる作業なので、慣れるまで時間がかかります…温かく見守っていただけると幸いです💦)   ○注ぎ酒(竹のうちでは「つぎしゅ」と読みます) 一度使用したひれは、2杯目にもおいしく使うことができます。 1杯目である程度ひれの旨味がお酒に溶け出したら、ひれをお酒から出しておくと、2杯目もひれの旨味を楽しめます。   注ぎ酒をご注文いただいた際は、ひれを一度お預かりします。 熱々の日本酒をお注ぎしてお持ちし、1杯目と同じように火をつけますので、香ばしいひれ酒をまたお楽しみいただけます。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたか? 【炭火会席 竹のうち】にお越しの方は、虎河豚会席をお召し上がりでなくても、ひれ酒をご注文いただけます!   最後までお読みいただき、ありがとうございました! 次回もお楽しみに♪

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2022/09/30

かなれっじ新聞 第12号 オレンジ色のワイン

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   涼しく過ごしやすい日が増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   早速ですが、今回は「オレンジワイン」についてご紹介いたします。   オレンジの果実を使ったお酒…ではなく、「オレンジワイン」という名前は、その色によってつけられました。   ワインの色といえば、赤、白、ロゼ(ピンク色)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? このような色の違いは、葡萄の活用の仕方や製造工程の違いによって生まれるのですが、これはオレンジワインも同じです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ○色の違い   まず、ワインに使われる葡萄は、主に黒葡萄と白葡萄の2種類に分かれます。   黒葡萄の果皮には黒や紫の色素が含まれているので、果皮を果実と一緒に発酵させると濃く色が付きます。これが赤ワインです。 発酵の途中で果皮や種を取り除くことで、途中まで色が付き、ピンク色のワインが出来上がります。これがロゼワインです。   そして、白葡萄=白ワイン…というわけではありません。   白ワインは、果皮や種などを取り除いてから発酵させることで、果皮の色の影響を受けません。 黒葡萄も果皮を取ってしまえば白色や緑色の果実のみになるので、黒葡萄でも白ワインは作れるのです。   では、白葡萄の果皮や種などを一緒に発酵させた場合はどうなるでしょうか? なんと、これがオレンジワインになるのです。   これらを簡潔にまとめると、以下の通りです。 ・黒葡萄を果皮と一緒に発酵→赤ワイン ・黒葡萄の果皮を途中で取り除いて発酵→ロゼワイン ・白葡萄を果皮と一緒に発酵→オレンジワイン ・果皮を始めに取り除いてから発酵→白ワイン   ○オレンジワインの由来 ワイン発祥の地と言われるジョージアで、伝統的な製法で作られたワインがオレンジワインです。 オレンジワインという名前は、イギリスのワイン商によって2000年代に作られた造語で、ジョージアでは「アンバーワイン」と呼ばれています。 「クヴェヴリ」と言われる土中に埋めた陶器の中で、葡萄の果皮や種を果汁と一緒に発酵させて、ワインを造っていました。   クヴェヴリの中は蜜蝋でコーティングをしますが、ある程度の酸素を通します。 適度な酸化はワインに必要ですが、酸化しすぎると美味しくなくなります。 葡萄の果皮や種に含まれる、渋味のもとである「タンニン」という成分が、ワインが酸化しすぎないように酸素から守ってくれます。   しかし、酸素を通すクヴェヴリで果皮や種を取り除いた白ワインを作ろうとすると、酸化しすぎてしまいます。 クヴェヴリで白葡萄からワインを作る際、酸化し過ぎるのを防ぐために果皮や種を一緒に発酵させるので、オレンジ色のワインが出来上がるのです。   〇緑のワイン? 余談ですが、ポルトガル生まれの「ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)」というワインがあります。 直訳すると「緑のワイン」になりますが、オレンジワインのように色から名付けたのではありません。 「ヴェルデ」には、「緑」の他に「フレッシュ」「若い」といった意味があります。 つまり、完熟前の葡萄を使って造られるワインのことを「ヴィーニョ・ヴェルデ」と呼んでいるのです。   アルコール度数が10%以下と他のワインより低く、発酵途中に発生する炭酸ガスが抜けきる前に瓶詰めするため、微発砲になっているのが特徴です。 フレッシュで酸味のある爽やかな味わいとのことなので、私もどこかで出会えたら飲んでみたいと思っているワインの一つです!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたか? 今回もだいぶ長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました! 食欲の秋を、伊東でもぜひお楽しみくださいませ♪

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伊東

2022/08/28

かなれっじ新聞 第11号 秋の日本酒、ひやおろし

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   夏真っ盛りの8月も終わりが近づいておりますが、いかがお過ごしでしょうか?   気象庁のホームページでは、9月から11月が秋と記載されています。 近年9月はまだまだ暑いですが、そんな中でも秋の訪れを感じられる日本酒をご紹介したいと思います。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ○日本酒の製造工程の1つ、「火入れ」 一般的な日本酒は、貯蔵前と出荷前の2回、火入れと呼ばれる加熱処理が行われます。 一般的に2回の火入れを行ったお酒は、香味が落ち着いて口当たりがなめらかになるとされています。   1回目:貯蔵前の火入れ 濾過して液体となった日本酒に、目に見えない小さな酵母が残っていると、発酵が進み味が変化してしまいます。 これを防ぐために、湯煎のような方法で60~65度で低温加熱します。 また、日本酒を酸化させて臭みを帯びさせる乳酸菌、「火落ち菌(ひおちきん)」が入っている可能性があるので、これを死滅させるという効果もあります。 この火入れのあと、日本酒を熟成させるための「貯蔵」をします。   2回目:出荷前の火入れ 出荷前の最後の段階で、もう一度火入れをします。 瓶詰の工程で、瓶ごと加熱するそうです。   そして、2回火入れをする日本酒の他に、 ・火入れを全く行わない「生酒」 ・火入れを貯蔵前の一度だけ行う「生詰め酒」 ・火入れを出荷前の一度だけ行う「生貯蔵酒」 という種類があります。 このような「生」の字が入るお酒は、みずみずしいフレッシュさが特徴です。   ○ひやおろし 「ひやおろし」は、江戸時代に生まれ、秋の風物詩として親しまれてきた日本酒です。 春に搾ったお酒に一度だけ火入れを行って、夏の間に貯蔵・熟成させ、出荷前の火入れを行わない「生詰め酒」に分類されます。 秋が来て、外気と貯蔵室の温度が同じくらいになる頃に出荷するのが特徴です。 日本酒で常温を意味する「冷や」の状態で「おろす」ことから、「ひやおろし」と呼ばれるようになったそうです。   熟成により搾りたての粗さが取れた、まろやかな丸みのある味わい深さと、あえて二度目の火入れを行わないことによる、生の味わいも堪能できるお酒です。   ○秋あがり 「ひやおろし」と一緒に、「秋あがり」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「秋あがり」は、お酒の種類ではなく、お酒の状態を表す言葉です。 春に搾ったお酒が夏を越して秋になり、旨味がアップした状態のことをさします。 対して、熟成がうまくいかずおいしいお酒にならなかった場合は、「秋落ち」と呼ばれるそうです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたか? 【 炭火会席 竹のうち 】では、今年の秋も「ひやおろし」を販売する予定です。 お越しの際はぜひお召し上がりください!   残暑は厳しいですが、その中にある秋らしさを楽しみましょう♪ 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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2022/07/28

かなれっじ新聞 第10号 寿司、鮨、鮓?

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   蒸し暑く、本格的な夏の訪れを感じる日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?   かなれっじ新聞、記念すべき10回目の今回は、「すし」をテーマにお送りします!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   前回 は、【旬彩 tsu・ba・ki】のブッフェで始まった手巻き寿司のコーナーについてお話ししました。 今回は『おすすめ夏グルメ』として、【炭火会席 竹のうち】で毎年ご好評いただいている「寿司会席」というコースをご紹介いたします♪   「寿司会席」は、『静岡を食べよう!シリーズ』の一環として、伊豆近海で獲れたお魚をネタに、伊豆を味わうお寿司をお召し上がりいただけるコースです。   メニュー名: 静岡を食べよう第46弾 寿司会席 料金:7,700円 期間:2022年7月16日(土)~2022年8月31日(水) 予約期限:3日前の17時まで ☆1泊2食付きの 宿泊プラン もございます。   ご予約は3日前の17時までとさせていただいており、また8月31日までの期間限定のメニューですので、ご希望の場合は出来るだけお早目にご連絡くださいませ。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   さて今回のテーマですが、皆さまは「すし」と聞いて、どの漢字を思い浮かべますか? レストランでも使用している「寿司」がよく使われているイメージですが、「鮓」「鮨」という字も「すし」と読みます。   「鮓(さ)」は塩や麹、糟(かす)で漬け込んだ魚を表す字です。 そして「すし」はもともと、魚と塩と米を漬け込んで乳酸発酵させた保存食で、「熟鮓(なれずし)」と呼ばれるすしはこれにあたります。 「鮓」の漢字の意味と似ていますよね。 よって、「鮓」という字が最も古い「すし」の表記だと言われています。   「鮨(き・し)」は、中国で「魚肉の塩辛」という意味で使われていたものですが、日本では混同されて「鮓」と同じ意味で用いられていました。 現在では、酢で味付けした飯に刺身や卵焼きなどをあしらった食べ物、例えば「握り鮨」や「押し鮨」などに使われます。   「すし」という言葉は、「すっぱい」を意味する古語の形容詞「酸(す)し」が語源といわれています。 「鮓」と「鮨」には、「酸し」の酸味が乳酸発酵によるものか、酢で味付けしたことによるものか、という違いがありました。   そして「寿司」は、江戸時代中頃に、縁起の良い字をあてたものだとされています。 魚へんがついていないので、「稲荷寿司」や「五目寿司」など、漢字自体の意味にこだわらずに使えます。 このことから、様々な種類のすしを取り扱うチェーン店などには、「寿司」の字がよく使われているのだと思われます。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたか? 「すし」といっても本当にたくさんありますよね。 今年の夏は、【旬彩 tsu・ba・ki】のブッフェで手巻き寿司、【炭火会席 竹のうち】で寿司会席をお楽しみいただけます!   皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪ 伊東でも暑い日が続いておりますので、出来る限りの熱中症対策をしてお越しくださいね💦

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2022/06/30

かなれっじ新聞 第9号 ブッフェで手巻き寿司♪

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   あまりにも早い梅雨明けと気温上昇に、体がびっくりしてしまいますが、いかがお過ごしでしょうか? 熱中症など、体調不良にお気をつけくださいね💦   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   先日、レストラン【旬彩 tsu・ba・ki】の夕食ブッフェに、手巻き寿司のコーナーができました!! お席には空っぽのおひつ、ブッフェの寿司桶には酢飯をご用意しております。 お好きな具材をお皿に、酢飯をおひつにお取りいただいて、お席で手巻き寿司をお楽しみいただけます♪   ということで今回は、手巻き寿司について調べてみました。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   お寿司の歴史はとても古く、また全国各地に多種多様なお寿司が存在しています。 それらを丁寧に掘り下げると立派な論文が出来てしまうので、ここでは省略します。   太巻きなど多くの巻き寿司は、「巻き簾(まきす)」を使って綺麗に巻きます。 それに対し、手巻き寿司は、巻き簾を使わず手で巻きます。 読んで字のごとく、ですね。   由来について調べたところ、元はお寿司屋さんの裏メニューだった、江戸時代の賭場で手を汚さずに食べるために始まった、など諸説あることがわかりました。   その後、1980年代にお酢メーカーが手巻き寿司をテレビCMに取り上げた頃から、家庭で手巻き寿司を楽しむ文化が広がっていったそうです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   今回ブッフェで始まった手巻き寿司のコーナーには、ねぎとろや地魚マヨ、玉子焼き、グリーンカール(リーフレタス)などがございます。 お造りを隣にご用意しておりますので、こちらを手巻き寿司に巻いてお召し上がりいただくこともできます!   また、レストラン【旬彩 tsu・ba・ki】はメイン付きブッフェですので、途中でメインのお料理をお席までお持ちいたします。   7月10日までの期間限定ですが、「静岡を食べよう第45弾」として「近海お造り5種盛り」をメイン料理としてご用意しております。 ご予約は2日前の17時までとさせていただいており、期間も残り少ないので、ご希望の際はお早めにご連絡くださいませ。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   今回もお読みいただき、ありがとうございました!   【旬彩 tsu・ba・ki】の夕食ブッフェで、手巻き寿司と静岡の食材を、ぜひお楽しみください♪ レストランについての詳細は、 こちら からご覧いただけます。

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2022/05/11

かなれっじ新聞 第8号 鮎と蓼(たで)

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   初夏の陽気が感じられる日が増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   【炭火会席 竹のうち】では、2022年5月21日から、「 鮎会席 」が始まります。 先附からお食事まで、名前の通り鮎づくしのコースです。 これに先駆けまして、今回は、鮎と蓼(たで)についてお話しします!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ○鮎と蓼の関係 鮎の塩焼きを食べるときに、葉っぱがついてくるのを見たことがありますか? これは、「蓼(たで)」の葉っぱです。   以前は、川魚はあまりお腹に優しくありませんでした。 そのため、殺菌効果のある蓼を、鮎と一緒に食べるようになったと言われています。 お刺身のツマとして大根や大葉が添えられていることがありますが、これも殺菌効果が理由の一つです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ○「蓼(たで)」とは? 道端や水辺に生える、タデ科タデ属に分類される草木の総称です。 狭義には「ヤナギタデ」のことをさします。 葉を香辛料として生食するほか、民間薬として虫刺されや利尿剤に用いられる種類もあります。 ピリッとした辛みが特徴で、鮎のほろ苦い部分と蓼の辛みが、深い味わいを生み出します。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ○辛いがゆえに 「蓼食う虫も好き好き」という言葉をご存知ですか? 元は中国古来の慣用句で、「苦しみに慣れること」のたとえとして使われていました。 日本では、「辛い蓼の葉を食べる虫がいるように、人の好みはそれぞれである」という意味で使われてきました。   中国では紀元前の作品でも記載があることから、昔から「蓼の葉は辛い」という認識が広くあり、また好き嫌いが分かれていた、ということがうかがえますね。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ★ 静岡を食べよう第44弾 鮎会席 ・店舗:炭火会席 竹のうち ・料金:9,900円 ・期間:2022年5月21日(土)~2022年6月30日(木) ・注意事項:3日前までにご予約をお願いします。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたか? これから鮎の季節がやってきますね♪ 竹のうちの「鮎会席」では、炭火で焼いた鮎を、蓼の葉とご一緒にお召し上がりいただけます。 辛みが強いので、少しずつ様子を見ながら食べるのがおすすめです! 皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。   最後までお読みいただき、ありがとうございました! 次回もお楽しみに♪

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2022/03/19

かなれっじ新聞 第7号 伊豆のジビエ

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   春を感じる暖かい日が増えましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 寒暖差に気を付けながら(花粉症と戦いながら😢)、春の陽気を楽しみたいですね。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   さて今回は、伊豆のジビエについてお話しします!   ○「ジビエ」とは? 【ジビエ gibier(フランス語)】   狩猟によって捕獲された野生鳥獣やその食肉のことを、フランス語で「ジビエ」といいます。 例えば、鹿や猪、野うさぎなどです。 これらを使ったジビエ料理は、古くから狩猟の盛んなヨーロッパで親しまれています。   「ジビエ」という言葉が日本で一般的になったのは、近年のことです。 農村地域における、野生の動物や鳥たちによる作物への被害は深刻で、今も人々を悩ませています。 野生鳥獣の捕獲数が増える中で、これを資源として捉え有効に活用しようという取り組みが、農林水産省の推進活動のもと、10年ほど前から広がっていきました。   ○天城でも様々な被害が… 当ホテルの伊東出身のスタッフより、こんなお話を聞きました。   「天城越え」で有名な、伊豆市・天城。 自然豊かなこの地域では、ゴルフ場などの施設に猪が現れることがたくさんあったそうです。 猪に荒らされるのを防ぐため、電気柵などを設置して対処しました。 しかし今度は、猪の減少により天敵がいなくなった、鹿が増えてしまったのです!   この天城の話にあるように、1つ対処しても別の問題が表れることで、長年被害を受け続けている地域が日本全国にあるのでしょう。 動物たちによる被害を減らしつつ、命を無駄にしないように、ジビエとしての活用が増えています。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ○天城の鹿肉を食べてみませんか? 当ホテルのメイン付きブッフェのレストラン【旬彩 tsu・ba・ki】にて、4月1日より、「天城産鹿ハンバーグ」をお召し上がりいただけます。 この「かなれっじ新聞」でも何度か登場しております、『静岡を食べよう』シリーズの、第43弾として始まります。 伊豆の鹿肉は、徹底した管理により、臭みやクセを感じにくいという特徴があります。 地元のお野菜と、トリュフソースと一緒にお楽しみください!     ・メニュー名: 静岡を食べよう第43弾 天城産鹿ハンバーグ ・料金:ブッフェ込 7,150円 ・期間:2022年4月1日(金)~2022年5月8日(日) ・注意事項:前日17時までにご予約をお願いします。メインのお料理以外は、ブッフェスタイルでございます。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   いかがでしたか? 東急ハーヴェストクラブ伊東の レストラン で、伊豆のジビエを代表する鹿肉を、静岡の食材をふんだんに使ったブッフェと一緒に、ぜひお召し上がりください!   最後までお読みいただき、ありがとうございました! 次回もお楽しみに♪

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2022/02/10

かなれっじ新聞 第6号 「テロワール」を味わう

皆さま、こんにちは! レストランの佐藤です。   関東の平野部でも雪が積もるなど、寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか? 万全な体調で、伊東の旅とお食事をお楽しみいただければ幸いです!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   今回は、暖かい春に思いをはせ、3月1日から【炭火会席 竹のうち】で始まる、【 テロワールコース 】についてお話しします。   〇「テロワール」とは? 【テロワール (terroir)​】​ 「土地」を意味するフランス語「テール (terre)」から派生した言葉で、「土壌」「土地に根ざすもの」を表します。 また、ワインに関する用語として、「ぶどう畑がある土地の性質」という意味でも使われます。   〇東急ハーヴェストクラブ伊東のテロワールコース この度【炭火会席 竹のうち】で始まるテロワールコースは、静岡の食材をふんだんに使用した、洋食のコースです。   メインのお魚料理は、駿河湾産の伊勢海老です。 伊勢海老は、炭火焼きにすると身が締まり、香ばしさと甘みが増します。 一尾を贅沢に焼き上げ、天城産の本山葵(わさび)とバターのソースでお召し上がりいただきます。   お肉料理は、静岡のブランド牛「あしたか牛」のサーロインを、同じく炭火焼きでご用意しております。   【炭火会席 竹のうち】は普段、和洋折衷のコースをお出ししているレストランですが、今回の「テロワールコース」は完全に洋食のコースでございます。 【竹のうち】で完全洋食のコースをお出しするのは、ほぼ初めての試みです。 この機会にぜひ、お召し上がりくださいませ!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   〇東急ハーヴェストクラブによる「美食の輪」 現在、東急ハーヴェストクラブは、【 食が人を結ぶ 「美食の輪」 】と題して、様々なお料理をご用意しております。 料理長が厳選した地元の食材を、 東急ハーヴェストクラブオリジナルワイン とご一緒にお楽しみいただく、という企画です。 テロワールコースの伊勢海老は、濃厚なバターと本山葵の辛味で、オリジナルワインとも相性の良い、大人の味となっております。   また伊東では、独自に【静岡を食べよう】という企画をおこなっております。 「せっかく伊東に来ていただいたのだから、地元の食材を味わっていただきたい!」という思いで、お料理を考案・ご提供しております。 現在販売している【 静岡を食べよう 第40弾 金目鯛のしゃぶしゃぶ 】もその1つで、昨年ご好評いただき、今年も販売することとなりました。 今後とも、伊豆および静岡の食材をお楽しみいただけるよう、様々なお料理をご用意してまいりますので、伊東の レストラン のページをぜひご覧ください!   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   海辺の街で春の訪れを感じたあとは、東急ハーヴェストクラブ伊東のレストランで、静岡の食材をごゆっくりお楽しみください♪

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