スタッフがお届けする現地ブログ

熱海伊豆山 & VIALA

2015/02/10

料理とワインのマリアージュ

皆様こんにちは、ソムリエの渋谷です。 熱海では熱海桜が咲いておりますが、ここのところ寒さが厳しくなってきています。 皆様のところはいかがですか? 今回ご紹介する内容は、2月のコート・エ・シエルのメイユールコースに合わせたワインのご紹介をいたします。 【アミューズ】桜海老のフラン ゴルゴンゾーラのムース 【オードブル】海の幸と野菜のパイ包み焼き ★ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ(シャンパーニュ) 濃厚なゴルゴンゾーラには、コクがありキレが良いシャンパーニュがお勧めです。 ずわい蟹、帆立、白身魚のムースを包みこんだパイ包み焼きにも相性が良く、オードブルまで楽しめます。 【ドゥジェーム】トリュフ風味のブランマンジェ 【スープ】ブロッコリのスープと小海老のクネル 【ポワソン】糸より鯛のオリーブ風味のエミュルション ★キュヴェ・ラトゥール・ブラン(白ワイン) 牛乳を使用するブランマンジェには、ブルゴーニュのシャルドネを合わせました。 うま味が強く美味とされている糸より鯛には、王道のブルゴーニュのシャルドネがよく合います。 エミュルション(乳化させたバジル、フヌイユ、EXヴァージンオリーヴオイルで合わせたソース)にも、くせがなく酸味がほどよくありニュートラルな味わいを持つワインとの調和が取れます。 【ヴィアンド】相州牛のステーキフィレ又はロース 【ソース】*お好きなものをお選びいただけます。      バター系ソース3種      フォンド・ヴォーベースのソース      ぽん酢、塩、山葵 ★プピーユ(赤ワイン) ★クロ・デュ・ヴァル・カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン) 繊細な味わいのフィレステーキをチョイスされた場合は、ボルドーワインでありながらメルロー種100%を使用した、プピーユがお勧めです。 カベルネ・ソーヴィニヨンに比べてタンニンが少ないので、相性が良いです。 脂の乗ったロースステーキには、タンニンが豊富なカベルネ・ソーヴィニヨンがお勧めです。 ソースは、フォンド・ヴォーベースのヴァンルージュ(赤ワイン)ソースの組み合わせをお勧めします。 いかがでしょうか? フランス料理では、お料理とワインのマリアージュが重要な要素となっております。 もっと詳しく知りたい方は、レストランで私ソムリエ澁谷か、シニアソムリエの石倉さんにおたずね下さい。 次回は2月13日(金)、曽我さんです。

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