日本料理「吾妻」では厳選した冬の味覚に地元の福島牛を加えた特別なディナーコースをご用意いたします。
料理人の手腕が作り出す滋味深い料理と心温まるひとときを静謐な裏磐梯グランデコでお愉しみください。
My Harvest
肉料理
冬の味覚の中に春の訪れの彩りを添えたディナーコース「竜胆(りんどう)」は東急ハーヴェストクラブ裏磐梯グランデコの冬のおすすめメニュー。日本料理「吾妻」を率いるのは老舗料亭「なだ万」で修行を積んだ和食料理長・秋森浩。正統派の日本料理を得意とし、信条は「お客さまに美味しいと言っていただけるよう心を込めた料理をお出しすること」。馴染み深いメニューを、プロの技で一味違う特別感のある料理に仕上げる手腕が「竜胆」にもいかんなく発揮されています。ワインや日本酒とのペアリングも、ぜひお愉しみください。
東急ハーヴェストクラブでは昨秋から、地元の厳選食材とハーヴェストクラブオリジナルワインとのペアリング企画「美食の輪」をスタートしており、1〜2月のテーマは„和食とワインが奏でる魅惑の融合"。裏磐梯グランデコでは今回ご紹介するディナーコース「竜胆」のメイン「福島牛の炙り」にてご提案しております。
メニューに用いるのは、とろけるような脂の旨味が特徴の地産ブランド牛「福島牛」です。その中でも柔らかな肉質のA5ランクの雌牛のサーロインを厳選。串を打った肉を天火で炙って適度に脂を落しつつ旨味を閉じ込め、アルミホイルに包んで予熱で火入れすることで柔らかくジューシーに仕上げました。
「最初はぜひ、岩塩をつけて素材の旨味を味わってください。柔らかな肉質、まろやかな食味、脂は口どけがよく、さっぱりとした甘みが感じられるでしょう」(秋森)。つけダレには特製の林檎のソースを添えました。フルーツの爽やかな酸味と甘みが福島牛の旨味をさらに引き立ててくれるでしょう。
和食料理長秋森 浩
Pairing
先附け
福島牛を使用したメインのほかにも、この時期ならではの美味が満載。先附けは、冬の味覚「助子(真鱈の卵)旨煮」やイイダコの「蛸柔煮」、「蕪サーモン寿司」。お椀は、帆立の貝柱と白身魚の真丈を鰹の一番出汁とともにお召し上がりください。春の訪れを感じさせる梅の花をかたどった紅白梅花も添えました。
続いて目にも鮮やかなお造りが登場。冬の雪囲いをイメージした器に、鯛の皮目を炙った松皮造り、バチマグロの中トロ、ぼたん海老、帆立の貝柱4点を盛り合わせました。唐揚げにしたぼたん海老の頭が食感のアクセントになっています。メレンゲを雪に見たてた粋な演出にもご注目ください。
煮物は鰤大根の炊合せをどうぞ。脂ののった寒鰤は煮込まず、甘辛いタレ焼きに。大根は鰤のアラからとった出汁と鰹節からとった出汁を合わせて炊き込みました。ふっくら焼き上がった鰤と、旨味がしっかり染み込んだ大根が出合う滋味深い一品です。
メインの福島牛の炙りに続く留肴には、鰆の南蛮漬けをご用意いたします。鰆は片栗粉と小麦粉をまぶし、からりと揚げます。さらに熱湯をかけて余分な油を流すのがプロの技。特製の南蛮酢は玉ねぎのスライスを加えて加熱し、冷ますことで玉ねぎの旨味と甘味を加えたまろやかな味わいに。
締めのお食事は、米どころ会津地方のコシヒカリを浅利時雨煮、香の物、赤出汁とともにお召し上がりください。
白銀に彩られる裏磐梯の静謐な夜。身も心もほっこり温まるような和食をご用意し、皆さまのお越しをお待ちしております。
留肴鰆南蛮漬け
お椀清まし汁仕立て帆立真丈、紅白梅花、木の芽
お造り旬の魚 あしらい一式
煮物鰤大根、菊菜、梅麩、針柚子