スタッフがお届けする現地ブログ

蓼科の記事一覧

2023/07/10

八ヶ岳西麓ワインバレーご存じでしょうか?

皆様こんにちは、地域創生を使命に生きるソムリエ井上です。 長野県には信州ワインバレー構想という葡萄の栽培からワイン醸造、販売、消費までの振興策を示し、長野県産ワインのブランド化とワイン産業のさらなる発展を推進しひいては長野県の発展に寄与することを目的としています。現在ワインバレーは県内に4つあり有名な桔梗ヶ原ワインバレー日本アルプスワインバレー、千曲川ワインバレー、天竜川ワインバレーと今年の3/31に新たに原村、富士見町、茅野市の全域と対象とした八ヶ岳西麓ワインバレーが設立されました。 今回は茅野市北山オーベルジュ・エスポワールのシニアソムリエ野村秀也さん主催の八ヶ岳ワインフレンズINそよ風に参加させていただきました。梅雨の晴れ間の良い天気に茅野市豊平のオレイユ・ド・シャの小出さんの圃場見学とワインには欠かせない土壌と地質の講義が聞けました。 小出徹さんは1968年生の55歳 長野県茅野市出身IT技術者を経て2017年よりブドウ栽培を開始オレイユ・ド・シャ(ねこみみワイン)は圃場にある大泉山と小泉山を猫の耳に例え名付けられました。八ヶ岳、蓼科山、霧ヶ峰、甲斐駒ヶ岳を望む標高930mにある畑で2018年よりブドウの栽培を開始。かわいいけれど爪も牙もある親しみやすいけど芯のあるNAGANOを代表するようなワインを提供したい、ブドウ栽培とワイナリーを通じて耕作放棄地を防ぎ、雇用の創出、地元企業と連携して末永く地域の発展に貢献したいと考えておられます。目指すのは1000年続くワイナリー。主な畑はねこ畑きつね畑しか畑と3つあり今後も圃場は増えていきます。又、ワイン醸造を今年から自社で開始する予定です。(楽しみですね!) 今回はねこ畑にあるシャルドネ、メルロー、ゲヴェルツトラミネール、ルカツィテリなどを見学させていただきました。(約30種類のブドウを育てています!) 土壌についてはフランスのブルゴーニュシャブリの土壌、長野県塩尻市岩垂原地区、八ヶ岳西麓地域の土壌と地質の説明と川から流れてくる石が集積し土壌をつくっていること、八ヶ岳西麓は火山性の地質に縄文時代の人々が生活していた後の地質(黒ローム)があったり富士見町では珍しい断層があり礫と呼ばれる岩がゴロゴロしている地区でワイン造りを始めた鉄人を野村さんご自身で手伝い畑仕事をしている姿をご紹介いただきました。 テイスティングでは、塩尻岩垂原の井筒ワインシャルドネとフランスシャブリのプルミエクリュのモンマン2000年の(23年前のワインなんてレア!)比較テイスティングがあり、そよ風さん特製の鹿肉キッシュとハーブサラダ、メロン、ブルーベリーでのマリアージュも野村さんの自慢の岩コレクションと分かりやすい解説付きでとても素晴らしい時間を過ごせました。 次回の八ヶ岳ワインフレンズは9/14((木))を予定しており葡萄畑の見学があるそうです。参加費…3500円(ワイン試飲なし)4000円(ワイン試飲あり)お申込み.お問い合わせはカフェギャラリーそよ風 TEL(0266-75-2987)担当 カナリさんまでお願いいたします。

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2023/06/14

梅雨の晴れ間に霧ヶ峰・八島湿原へ

梅雨の晴れ間となった13日。標高1,630m、国の天然記念物に指定されている霧ヶ峰高原・八島湿原を訪ねました。湿原の周囲約3.7km。高低差がほとんどなく、気軽な散歩に丁度良いコースで、時々訪れています。初夏のシーズン、可憐な高山植物が次々と咲くので、1年の中でも特にこの時期の散策がおすすめです。 ホテルを出発し、ビーナスラインを快適にドライブ。白樺湖周辺の車窓からは美しいレンゲツツジが見ごろを迎えていました。草原の緑に映えるオレンジ色がなんとも美しい。 5月に山火事となった車山周辺。直後は一面焼け野原となってかなり痛々しい景色でしたが、見違えるほど一面、青々とした草原になっていてビックリ、自然ってすごいですね。以前は、車山・霧ヶ峰一帯は人工的に火を入れ(野焼き)景観を保ってきた地域です。遠目でみれば全くわからないほどに回復していました。   八島湿原に到着。9:00時点で気温は19℃。日が陰るとヒンヤリしますが、日が差すと半袖で快適に散策できる気候でした。散策を始めると、さっそく木道のそばに可憐な山野草が咲いていました。アマドコロ、キンポウゲ、チゴユリ、スズラン、グンナイフウロが見ごろです。八島湿原一帯はまだレンゲツツジが蕾の状態が多く、白樺湖より気温の差を感じます。湿原北部付近にはまだズミの花が咲いていました。黙々と歩けば、さほど時間がかからないのですが、花を探したり、野鳥を目で追ったり、湿原をじっと眺めたり、ゆっくりゆっくり1時間半くらいかけて歩きました。アオガエルの声、ハルゼミの声、カッコウやホトトギス、野鳥のさえずり、時々キジの鳴き声が聞こえ、のどかで癒されます。新鮮な空気を吸い込み、時間を忘れてのんびり散策・リフレッシュすることができました。   今週末、天気予報を見ると、夕立に注意ですが、晴マークが出ています。ふらっと蓼科・霧ヶ峰、出かけてみませんか?(今週末お部屋空いていますよ!) (八島湿原1周コースは大部分が木道ですので、登山靴よりスニーカーの方が足に負担なく歩けてオススメです。)   >> 八島湿原ビジターセンターのHPはこちらをご覧ください  

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2023/06/13

雨の日わいん

梅雨の晴れ間からこんにちは。 蓼科の井上です。 雨の日皆様はいかがおすごでしょうか? 私は雨の日じっくりとワインを楽しんでいます。 ここでソムリエ豆知識 【雨の日は環境的にも身体的にも香りや匂いを取りやすい】のです! 皆様も体験ありませんか?雨の降ったあとの土や草花の香り、 洋服やアスファルトの匂い、カエルの匂い、、、乾燥している晴れの日には 感じられない香が雨の日には感じられる、これは湿度によるものとされています。 湿度の高い雨の日は空気中に沢山の水蒸気がある状態です。 高湿度の環境では匂いを放つものに近い所では匂いの分子が濃く空気中に存在するため強く匂いを感じることができるのです。 身体的には雨の日の高い湿度で鼻腔内が潤っておりより匂いを感知することができるとされています。 梅雨にはついついさっぱりとしたスパークリングや白ワインを飲みがちですが 複雑な香りの赤ワインを楽しんでみるのもおすすめです。 6月からのコンスリィエはシチリアの郷土料理をシェフが日本人向けにアレンジしたイタリアンが楽しめます。 シチリアはイタリア最南端で20州で最大の州です。 地理的戦略的に地中海の真ん中に位置しており古代からいくつもの民族や文明による占領を繰り返し経験しており、閉鎖的なサルディーニャ島とは対照的に数々の文化や習慣を受け入れて独特な進化を遂げてきた州です。 食材は海と山の幸に恵まれており名産はレモン、オリーブ、ワイン、チーズ、アーモンド、オレンジと多彩です。 郷土料理もローマ人、ギリシャ人、スペイン人、イスラム教徒、スペイン人、ノルマン人と様々な人達が歴史を刻んできた為多種多様です。 お料理のご紹介です。 コンスリィエ 8.470円 前菜 天使の海老、帆立 クスクスのサラダ仕立て 魚介とシチリアのエンナ地方の郷土料理として定着したクスクスを合わせた一品。 クスクスにはジェノベーゼとマヨネーズで味を調えてあり、トマトソースとあわせてお召し上がりください。   パスタ イワシのブッタネスカ 刺激的なトマトソースとケッパー、オリーブとアンチョビの塩味、 情熱的な味わいのパスタをお楽しみください。   魚料理 カジキのカツレツ レモンとはちみつのソース カジキはシチリアでよく食べられている食材です。 ソースは自家製の塩レモンにはちみつを加えたオリジナルソース。 塩味とレモンのほろ苦さが絶妙です。   肉料理 仔羊のグリル カポナータ添え 仔羊のロースの部位をハーブと共にじっくりと 火入れした柔らかな一品。シチリア料理の代表格 カポナータ(野菜のトマト煮込み)と共にお楽しみください。   デザート カンノーリ シチリアの代表的なお菓子で筒状に焼き上げた生地の中に リコッタチーズとドライフルーツ、カスタードクリームをいれました。   上記の料理に合わせてシチリアワインをご用意しました。 写真左 クズマーノ アンジンベ 白 輝きのある黄金色のワイン、桃や白い花などの南イタリアらしい華やかなアロマ。 土着品種のインツォリアとシャルドネのブレンド。 カジキのカツレツにピッタリの白ワインです。 グラス1.320円 ボトル6.600円 写真左 クズマーノ ベヌアーラ 濃い黒に近いヴァイオレット、カシスやブラックベリーの香 緻密なアロマでシナモンや黒胡椒のニュアンス、 ベルベットのような滑らかな口当たり。 シラーを主体にネロ・ダーヴォラをブレンド。 仔羊のグリルに合わせてお楽しみください。 グラス1.540円ボトル7.700円      

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2023/06/06

バラクラフラワーショー開催中です!🌼

皆様、こんにちは!フロントの田中です。 先日、バラクライングリッシュガーデンで6/1から始まったフラワーショーの様子を見に、開催初日に行ってきました。 中に入ると、『寄せ植えの芸術展』というコンテストと人気投票が開かれており、色とりどりのお花が飾られてました。どの作品もボリュームが凄かったですし、タイトルを見て、寄せ植えがそこまで詳しくない私でも、どのお花を基調に造られたのかが少し分かるような気もしました。 庭園を散策すると、アリウムやルピナスなどの花々が咲いており、庭園全体をゆったりと楽しく見て回れました。 見て回っている途中で、ガーデンツアーに参加されている皆さんにもすれ違ったりと、フラワーショーならではの光景も見ることができました。 フラワーショー期間中は、初心者でもお楽しみ頂ける英国式寄植えの講義を受けれる『グランドガーデンセミナー』や専門のガイドの方と庭園を回るガーデンツアーなどイベントが目白押しですので、参加されてみてはいかがでしょうか。 予約制のイベントもございますので、詳細はバラクラのホームページをご覧ください。 バラクラフラワーショーの前売り券は当館フロントでも販売がございますので、気になった方は是非お問合せ、お求めください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【第32回蓼科バラクラフラワーショー】:2023年6月1日(木)~18日(日)                      【フラワーショー前売り券】     【入園券(1日)】大人(高校生以上):1,200円(通常1,400円)    中学生以下:無料

  • フロント 田中 雅人
  • 蓼科や周辺地域の魅力を生かしたブログを載せていきたいと思っております!よろしくお願いします!

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