かつどうほうこく

セーブハーヴェストプロジェクト第1弾

浜名湖の生態系を学ぶ料理体験クロダイで絶品ハンバーガーづくり

東急ハーヴェストクラブ浜名湖/
2025年3月23日(日)晴

浜名湖の自然や生態系についてたのしく学ぶイベントが3月23日に開催!小さなお子さまをはじめ幅広い年代の方にご参加いただき、浜名湖に棲むクロダイでバーガーをつくったり、自然観察したり。皆わきあいあいと笑顔があふれていました。

  • 浜名湖の環境と生態系を知ろう

    イベントはまず、地元で活動しているガチ!生物多様性塾の夏目恵介さんによるレクチャーからスタート。浜名湖は川の水と海の水が混ざっており、生息する生き物はウナギをはじめ黒潮に乗ってくる熱帯魚も含めるとなんと1000種類以上。近年はクロダイが急増して生態系への影響が懸念されています。温暖化による水温上昇も生態系に影響を与える要因の一つ。自然のバランスを崩さないために何ができるかを考えることが大切ですね。

  • クロダイバーガーのおいしさに驚き

    増えているクロダイの有効活用として「クロダイバーガー」を浜松調理菓子専門学校の友永茂雄校長が提案してくれました。調理前にクロダイを解体してみると胃袋に好物のアサリが殻ごと入っていて皆びっくり。クロダイバーガーは、クロダイの身をほぐして浜名湖の海苔と一緒にフライに。参加メンバーが浜名湖産セロリの入った特製タルタルソースをたっぷりかけ、バンズに挟んでパクリ。地元野菜のミネストローネや、摘果ミカンとご当地ハチミツを合わせてつくる「三ヶ日青みかんスカッシュ」とともに味わいました。

  • 浜名湖の生き物観察と湖畔散歩

    クロダイバーガーをいただいた後は、ホテルの目の前の浜名湖畔へ。ガチ!生物多様性塾のスタッフさんが湖で捕獲した小魚や貝、カニ、藻などを見せてくれました。参加メンバーも可愛らしい生き物たちに釘付けに!さらに湖畔を散策すると、岸には流木や海藻などに混ざってプラスチックごみも打ち上げられていました。プラスチックは分解されず生き物たちが食べてしまうことも。こうしたゴミを捨てないようきっと心に刻まれたことでしょう。

参加者の声

E・H様
ワークショップ&料理体験に魅かれて参加しました。これまでで一番面白かったです。

これまでもこれからも、ホテル開催のイベントに期待しています。クロダイバーガーにポワレに、美味しくいただきました!自然とのつながり、地域とのつながり、循環する社会を子どもも大人も美味しく学べるイベント、第一弾すばらしかったです。フィールドワークや、ワークショップ体験のある企画が大好きです。ハーヴェストクラブ全体に広がっていくことを願います。

C・H様
”生物多様性”と聞いても、私たちが何をすればいいのか具体的にどういことなのか、疑問がありました。

今回のプロジェクトで、クロダイを食べてアサリを完全に守ったわけではないけれど、このようなことを通して、危機的状況にある生物を守っていければいいなと思いました。そして、”生物多様性”について、様々な人が知ってほしいなと感じました。

マブ様
浜松で生まれ育ちました。子供の頃は浜名湖でよく遊び、アサリ獲りや釣りなどしていました。

今回当時身近にあったものが当然に続いていると思っているものが失われていることに危機感を強く持ちました。この環境を未来に残すために日々の生活を見直したいと思いました。

ロッシー様
浜名湖の生き物の種類の多さにおどろかされました。

食材としての魅力や多様性、生物学的見地からの多様性、自然の水の循環、ゴミや環境問題などいろいろな視点から見ることができとても興味がわきました。テーマ別に継続的なイベント開催を機体します。とても興味深い内容でした。ありがとうございました。

Y・H様
貴重な経験ができました。普段、自然等について考えることがあまりなく、良い機会となりました。

また、子供たちにとっても生き物と触れ合える良い機会になり、今後も機会があればぜひ参加したいと思いました。このような体験ができる場を提供いただけて、ありがたく思いますし、今後とも続けてほしいと思います。

ガチ!生物多様性塾

浜名湖エリア

海や湖の自然を守る

浜松エリアを拠点に活動するガチ!生物多様性塾は自然体験や環境教育を通じて、生物多様性の重要性を伝え、外来種問題についても啓発しています。自然の中で生物を観察し、自然と共生するための知識を育むことに重点を置いています。

MESSAGE

代表者:夏目恵介

浜名湖の環境について学び、自然の楽しさ、大切さを感じてみませんか?一人ひとりの行動が、豊かな生態系を守る第一歩となります。

次のイベント

なかまたち(パートナー団体)

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