ゆったりステイ

東急ハーヴェストクラブの温泉マイスター&ソムリエが
開業迫る草津温泉に集合! 成嶋・栗原の草津さんぽ

2026/10/07

2027年3月の開業を控える「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」。2024年以来となる新たな施設の開業とあって、各方面から注目と期待が高まっています。
そんな中、今回草津を訪れたのは、東急ハーヴェストクラブ各地の温泉に詳しい、温泉マイスターの成嶋修さん、温泉ソムリエの栗原泰明さん。おふたりには、草津を代表する3つの温泉を巡る1泊2日の旅を楽しんでいただきました。スペシャリストならではの視点から、草津温泉の魅力を語っていただきます。
さらに、「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」の開業準備室のメンバーにも参加してもらい、開業に向けた意気込みや現在の進捗状況について話を聞きました。

温泉マイスター&ソムリエが1泊2日で草津温泉を満喫

  • 湯けむりが漂う「西の河原公園」
今回草津を訪れたのは、東急ハーヴェストクラブで長年フロントとして従事し、現在は東急リゾートタウン蓼科スタッフの温泉マイスター成嶋修さんと、現在東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山&VIALAで支配人を務める、温泉ソムリエの栗原泰明さん。おふたりが草津を訪れるのは今回が2度目。初めて草津温泉を訪れたときの思い出を振り返ります。
成嶋さん:
小学生のとき、草津温泉を旅行した祖母から「湯もみ」の写真が入ったテレホンカードをお土産でもらったことが、草津を知ったきっかけです。私が熱海出身ということもあり、温泉は幼少期から身近な存在でした。だからこそ、「水や機械で温度を調整すればいいのに、なぜわざわざ湯もみをするんだろう」と疑問に思ったのを覚えています。
実際に草津を訪れたのは大学生のとき。そこで湯もみショーを見たことで、湯もみの理由と、その過程を楽しむ昔の人の知恵のおもしろさを目の当たりにしました。この経験が、このあと温泉に興味を持つ1つのきっかけにもなりました。また熱海の温泉とはまったく異なる湯の熱さや色、独特の香りなど、すべてが強く印象に残っています。
栗原さん:
初めて草津を訪れたのは、13年ほど前です。温泉旅行が好きで、まだ訪れたことのなかった草津の温泉についてたくさん調べ、宿泊施設だけでさまざまな温泉を楽しめる旅館に泊まりました。
当時は温泉に関する知識が十分ではありませんでしたが、草津の湯はまさに「湯治」という言葉がぴったりだと感じましたね。癒やされるだけでなく、はじめて「体が入れ替わる」ような感覚を味わいました。

レトロな温泉街をゆったり散歩&食べ歩き

草津に到着したら、さっそく温泉街の散策へと出かけます。
成嶋さん:
ひさしぶりの草津ですが、学生時代に訪れたときの「ザ・温泉街」という印象と比べて、レトロな雰囲気を残しながら、街全体がよりおしゃれになったなと感じます。
栗原さん:
食べ歩きができるお店も増えていて、今の草津のにぎわいはとても刺激的ですね。以前調べたことのある温泉旅館もちらほら見つけることができ、「この場所にあったのか」と、感慨深い気持ちになっています。
散策の途中に訪れたのは、「草津ジェラート 清月堂 (旧 門前通り店 cafe 花いんげん)」。大正12年(1923年)創業で、花いんげん豆を使った和菓子で知られる老舗の和菓子店です。
門前通り店は、これまでカフェとして営業していましたが、2026年8月にリニューアルオープンし、ジェラートショップへと生まれ変わりました。
ふたりが注文したのは、2種類のジェラートを選べるカップ(750円)。お店イチ押しの「抹茶ティラミス」(プラス100円)とあわせて、成嶋さんは「草津産ブルーベリーと濃厚ヨーグルト」、栗原さんは「パリパリチョコレート」をチョイス。地元長野原町のヨーグルトを使用するなど、地元の素材を使っているのも特長です。
湯上がりの火照った体には、ひんやりとしたジェラートがぴったり。心地よい冷たさが、温まった体をリフレッシュさせてくれます。
【施設情報】
住所:群馬県吾妻郡草津町草津92
電話番号:0279-88-8166
営業時間:9:00~17:00
休み:不定休

草津を代表する3つの温泉施設「草津三湯」を巡る

  • 湯畑にある「御座之湯」
ここからは、お待ちかねの湯めぐり。「草津三湯」とは、草津を代表する3つの温泉施設、「御座之湯」「西の河原 露天風呂」「大滝乃湯」を指します。
最初に訪れたのは、湯畑にある「御座之湯」。江戸・明治時代の共同湯を再現した日帰り温泉です。木造にこだわった館内には、「とんとん葺き」の屋根や漆喰の壁が施され、当時の趣を感じられます。男女日替わりで入れ替わる「木之湯」と「石之湯」の湯船には、「湯畑源泉」と「万代源泉」から引いた掛け流しの湯があふれています。
栗原さん:
ずっと気になっていた場所です。草津の温泉施設は、ひとつの源泉を引いているところが多いため、2種類の源泉を楽しめるのは貴重ですね。香りや肌当たりの違いを、実際に入って感じられるのもうれしいです。
成嶋さん:
草津温泉の源泉は、日本でもトップクラスに低いpH値を持つ非常に酸性度の強い温泉です。なかでも万代源泉はレモンよりも強い酸性で知られていて、実際に入ってみると肌がピリピリとして、体の内側まで温泉が強く染みわたってくるように感じます。この感覚を味わえる温泉は私の経験の中でも他になかなかありません。
【施設情報】
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津421
電話番号:0279-88-9000
営業時間:4月1日~11月30日は7:00~21:00(最終入館20:30)、12月1日~3月31日は8:00~21:00(最終入館20:30)
休み:無休(メンテナンス休館あり)
  • 開放感が魅力の「西の河原 露天風呂」
「西の河原 露天風呂」は、男女合わせて総面積約500㎡と、日本でも有数の広さを誇る露天風呂です。源泉には、万代源泉を使用しており、湧出温度は94~95℃と、草津温泉の中でも特に高温です。
また、毎週金曜日の夕方からは男性露天風呂が混浴に。友人同士や家族で一緒に露天風呂を楽しめます(混浴時は湯あみ着の着用が必要)。
栗原さん:
前回草津に来た際も、「絶対に来たい」と思って訪れた場所なので、とても懐かしい気持ちになりました。
360度を自然に囲まれているので、極上の森林浴と温泉を同時に味わえる、まさに贅沢な場所だと思います。
【施設情報】
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3
電話番号:0279-88-6167
営業時間:4月1日~11月30日は7:00~20:00(最終入館19:30)、12月1日~3月31日は9:00~20:00(最終入館19:30)
休み:無休(メンテナンス休館あり)
  • 煮川源泉を楽しめる「大滝乃湯」
「大滝乃湯」では、草津温泉の中でも貴重な「煮川源泉」を楽しめます。「美人の湯」としても知られ、古くから草津に伝わる「合わせ湯」も魅力です。
合わせ湯とは、源泉を水で薄めず、自然に冷まして温度の異なる浴槽に順番に流す入浴法。一番湯から順に熱くなるため、ぬる湯から入り、少しずつ体をならしましょう。
また、毎月第2・第4土曜日は「白濁の湯」の日。湯の花が舞うほど成分豊かな、白く濁った特別な湯を楽しめます。
成嶋さん:
草津では合わせ湯といった、この土地ならではの入浴法を体験できます。草津の温泉は泉質が強いので、長く浸かるよりも、短い時間で入って、少し休んでからまた入るという入浴法が理にかなっているんです。自分の体調に合わせていろいろな温泉施設を巡りながら、少しずつ異なる湯を味わう「湯めぐり」も、草津ならではの入浴文化につながっていると思います。だからこそ、草津を訪れるなら連泊がおすすめと言われているんですね。
【施設情報】
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
電話番号:0279-88-2600
営業時間:9:00~21:00(最終入館20:00)
休み:無休(メンテナンス休館あり)

夕食は地元食材を味わえるレストランへ

  • 上州牛ハンバーグ180g
温泉巡りを楽しんだ後は、夕食の時間です。
群馬県高崎市に本店を構える、ステーキ・ハンバーグ専門店の老舗「GGC」では、一頭買いした群馬県産のブランド牛「上州牛」を贅沢に使った料理を味わえます。
今回注文したのは、看板メニューの「上州牛ハンバーグ180g」(1,880円)と、人気No.1の「熟成牛ハラミステーキ200g」(3,280円)。ソースは、レモンバターをトッピングしたオニオンソースとガーリックソースの2種類から選べます。
上州牛は、引き締まった赤身と口当たりのいい脂のバランスが魅力です。ボリューム満点のハンバーグやステーキも、上品な肉の旨みと柔らかな食感をしっかり味わうことが、あっという間に食べ終えてしまうほどの美味しさです。
成嶋さん:
その土地ならではのものを味わうのも、旅の醍醐味ですね。以前草津を訪れた際は温泉まんじゅうを食べた記憶しか残っていませんでしたが、今回の旅で上州牛をはじめ、草津のさまざまな魅力的な食べ物がたくさん増えているのを知ることができたのはうれしいですね。湯畑での「食べ歩き」・夕食の「地のものめぐり」どれも目移りして困ってしまいます。
【施設詳細】
住所:群馬県吾妻郡草津町草津454-85
電話番号:0279-82-1127
営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー20:30)
休み:無休

浴衣を着て、湯畑周辺を朝さんぽ

  • 湯畑の足湯で
2日目は早起きをして、浴衣姿で朝さんぽへ。まだ人の少ない湯畑には、澄んだ空気の中を湯けむりがゆっくりと流れ、静かで穏やかな時間が広がります。
湯畑の景色を眺めながら楽しめる足湯もあり、温かい湯に足を浸せば、足元からじんわりと体が目覚めていく感覚を味わえます。
栗原さん:
湯畑のこの圧巻のスケール感は、昔も今も変わらないですね。何度見ても迫力がありますし、他の温泉地では味わえない、これぞ草津という特別な景色だなと感じます。

モーニングを求めて、おしゃれカフェを訪れる

  • モーニングセット
朝さんぽを満喫したあとは、モーニングを求めておしゃれなカフェへ。
片岡鶴太郎美術館に併設する「アートカフェ草津」は朝8時からオープンしており、モーニングセット(980円)や、窯で焼き上げるピザを提供しています。
今回は、トーストとサラダ、フレッシュジュース、コーヒーがついたモーニングセットを注文。焼き立てのトーストに乗ったバターが溶けないうちにいただきます。
成嶋さん:
手作りの食パンを使ったトーストは、うれしい厚切り。外はさっくり、中はしっとりとしていてあっという間に食べてしまいました。窓の外に立ちのぼる湯けむりを眺めながら味わうモーニングは、まさに至福のひとときです。
【施設詳細】
住所:群馬県吾妻郡草津町草津479
電話番号:0279-88-5011
営業時間:8:00~16:30
休み:不定休

気になる「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」の近況報告

ここからは、2027年3月の開業に向けて立ち上げ業務の中心を担う、「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」開業準備室の総支配人 高橋智明さん(右)と宿泊支配人 土屋洋一さん(左)にも参加してもらい、現場の最新情報について話を聞きました。

――新施設の開業メンバーに選ばれた際の心境はどうでしたか? また、開業に向けて現在はどのような準備をされていますか?

高橋さん:
今年3月まで「那須・那須Retreat」の総支配人を務めていました。草津への異動には驚きましたが、開業に携われることを光栄に感じ、身の引き締まる思いがしましたね。
現在は、他施設の協力を得ながら、フロント、調理、レストラン、施設管理などのスタッフがOJT(職場内訓練)を通じて、サービスや安全衛生について学んでいます。
土屋さん:
約2年前から開発メンバーとして参加し、開業に向けた準備を進めてきました。
草津には、軽井沢&VIALA、斑尾、鬼怒川、熱海伊豆山&VIALA、旧軽井沢などから経験豊富なスタッフが集まっています。これまで各施設で会員様と親交を深めてきたスタッフも多く、草津でも顔なじみのスタッフとしてお迎えできるよう、会員様とのつながりを大切にしています。「いらっしゃいませ」ではなく、「おかえりなさい」とお迎えできることを目標としています。
  • 工事が進む東急ハーヴェストクラブ草津&VIALAエントランス前 2026年9月撮影

――ひさしぶりのハーヴェストクラブ・VIALA複合施設の誕生ですが、会員様からの期待の声は聞こえてきますか?

栗原さん:
毎月約300名の会員様が熱海伊豆山&VIALAを訪れますが、草津という著名な温泉地に東急ハーヴェストクラブが誕生することに、「さすがハーヴェストクラブ!」といった期待の声を多くいただいています。
成嶋さん:
蓼科3施設の支配人からも、期待の声を聞いています。新施設への関心をきっかけに蓼科リゾートにも興味を持ち、購入された会員様もいらっしゃるそうです。
  • 東急ハーヴェストクラブ草津「はなれ」の前で 2026年9月撮影

――今回、実際に竣工直前の現場を視察されてみて、どう感じましたか?

成嶋さん:
SDGsを意識した工夫が多く見受けられました。自然に囲まれ、昔ながらのレトロな雰囲気が魅力の草津には、無機質な素材よりも木材のほうが、周囲の景観と調和しやすいのではないでしょうか。
栗原さん:
大きな窓から自然光を取り入れた開放的な設計と、木の温もりを感じる雰囲気が印象的でした。宿泊される方々が「第二の我が家」に帰ってきたように感じ、何度も訪れたくなる施設になると思います。
  • 東急ハーヴェストクラブVIALA草津Retreat green シグネチャースイートタイプ客室 2026年9月撮影

――こちらの施設ならではの新しい取り組みはありますか?

土屋さん:
「VIALA草津Retreat green」には、薪ストーブが設置されています。これまでにはない取り組みで、利用者が実際に体験できる要素を重視しています。
温泉については、温泉成分を活用した湯屋棟のミストサウナも特徴のひとつ。客室内、大浴場、ミストサウナを通じて、「温泉尽くし」の滞在を楽しんでいただけると思います。
  • 東急ハーヴェストクラブVIALA草津Retreat green シグネチャースイートタイプ客室 2026年9月撮影
土屋さん:
近隣の軽井沢エリアとの連泊やイベントの連携も、草津の魅力として提案していきたいと考えています。
例えば軽井沢でアクティブにイベントなどにご参加されたあと、草津にご宿泊していただき、温泉で身体を癒すといった楽しみ方もございますし、今年の3月に上信自動車道も開通し、渋川からのアクセスも良くなりましたので、草津でご宿泊された後に軽井沢エリアへという楽しみ方の幅も広がったと思います。

――開業を楽しみにされている会員様、これから入会を検討されているお客様へ、草津の魅力を教えてください。

土屋さん:
草津では、季節ごとにさまざまなイベントが開催されます。毎年8月に開催される「草津温泉感謝祭」では、湯畑周辺の照明が消えた中で、温泉女神が街に降り立つ神秘的な催しもあります。
高橋さん:
スキー場のゴンドラやジップラインなど、家族で楽しめるアクティビティもあります。夏の涼しさ、秋の紅葉、冬の雪景色など、草津ならではの雄大な景観を楽しんでいただきたいですね。
土屋さん:
ホテルで貸し出す浴衣を着て、散策も楽しんでいただきたいです。施設から西の河原へつながる遊歩道も整備されるので、ぜひご利用いただければと思います。
また、客室から冬花火をご覧いただける部屋もあります。開業をぜひお楽しみにしてください。
来春の開業を間近に控え、ますます期待が高まる「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」。新たな舞台で始まる、これまでとはひと味違うリゾート体験の幕開けが待ち遠しいです。
  • 掲載の東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA・東急ハーヴェストクラブVIALA草津Retreat greenの様子は竣工前の掲載時点のものであり、開業までに変更がある場合がございます。

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