セーブハーヴェストプロジェクト第7弾
天然のプラネタリウム
冬の蓼科高原のかがやき星空案内人が星々の世界へご招待
東急ハーヴェストクラブ蓼科/
2026年2月14日(土)

空気が澄みきった冬の蓼科で、2月14日に星空鑑賞会を開催しました。天体望遠鏡などを開発するビクセンの協力のもと実施された本イベントでは、地元野菜やジビエを味わうディナーに加え、蓼科の自然や光環境について学ぶレクチャー、そして満天の夜空を見上げる星々の観察を行いました。自然の恵みと向き合う、かけがえのないひとときとなりました。

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蓼科環境講座
今回のプロジェクトは、蓼科本館レストラン「ラコルタ」に集合しスタートしました。ディナーの前には、「TENOHA蓼科」の清水翔太副支配人による蓼科環境講座を実施しました。東急リゾートタウン蓼科は、複合リゾートとして初めて2024年に環境省から「自然共生サイト」に認定されています。敷地内には植物10種類、鳥類4種類、昆虫18種類の希少種が生息しており、豊かな生態系が守られています。また、持続可能な森づくりのためにカラマツの間伐や植樹を実施。間伐材はバイオマス燃料やアロマオイル、サシェ、ティーなどのオリジナル商品へと活用されています。自然と共生する取り組みについて理解を深める時間となりました。

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特別ディナー
ディナーは、北イタリアで修行経験を積んだ渡邉徹料理長が腕を振るう特別メニュー。テーマは地産地消と地域共生です。前菜には、タウン内のラコルタ農園で採れたカブのポタージュをはじめ、サラダやマリネ、パスタなど地元食材をふんだんに使用した料理が並びました。一部の野菜は、ホテルのコンポストで作った肥料を農家へ提供し育てられたものです。メインは、蓼科産の鹿肉を使ったロースト。ブルーベリージャムのソースが絶妙に絡み、参加者の皆様からも好評でした。増えすぎた野生動物の問題について考えるきっかけにもなる一皿となりました。

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ビクセン環境講座
ディナーの後は、ビクセンの佐々木真幸さんによる環境講座を開催しました。テーマは、近年問題視されている「光害(ひかりがい)」です。夜間に過剰な人工光が発生することで、星が見えにくくなるだけでなく、人の睡眠リズムの乱れにもつながるといわれています。さらに、農作物や、月明かりを頼りに行動するウミガメや渡り鳥などにも悪影響を及ぼす可能性があります。こうした光害に対し、国や自治体では街灯の明るさや光の向きを見直す啓発活動や、星空保護区の制定などの取り組みを進めています。家庭でも、不要な照明を消す、カーテンを閉めるといった小さな行動が大切であると教えていただきました。


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星空観測会
環境講座終了後は、ビクセンの双眼鏡を手に、いよいよ星空観測へ。観測地点はタウン内の「からまつ池旧ヘリポート」です。街の光が届かない暗闇の中で見上げる星空は、まさに圧巻でした。佐々木さんがレーザーポインターで指し示しながら、冬の星座であるオリオン座、双子座、おおいぬ座をはじめ、昴(プレアデス星団)、シリウス、ベテルギウスなどについて丁寧に解説してくれました。ビクセンの天体望遠鏡も用意され、木星の縞模様までくっきりと確認できると、参加者の皆様も大興奮。澄みきった冬空のもと、満天の星々が織りなす壮大な世界を体感する時間となりました。観察を終えて館内へ戻ると、この日はバレンタインデーということもあり、暖炉のそばで温かいホットチョコレートをいただきました。冷えた体を温めながら、先ほど見上げた星空の感動や印象に残った星座について語り合う、和やかなひとときとなりました。自然の恵みと静かな夜空に包まれながら、蓼科ならではの冬の魅力を五感で味わう、心に残る一夜となりました。
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ハマのプー様
小学生のとき、林間学校で夜空の星座の講義を受け、楽しかったことを思い出した。 -
そのときよりも星が大きく見えた気がする。夢中で見ていて首が痛くなった。こんなに夜空を楽しんだのも久しぶりだ。プラネタリウムに行きたくなった。
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E.H様
光害など環境問題を学びながら、おいしい食事をいただき、満天の星空観察を楽しみました。本物の夜空を娘たちに見せられたことを嬉しく思っています。 -
はるまま様
とても美しい夜空を見ることができ感動しました。 -
子供も、光害のお話や満天の星空を通じ、机の上では学べない大切なことを学べたと思います。ありがとうございました。私も子どものころ星空を眺めたワクワク感を久々に思い出しました!
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Koya様
正直、これまで星にはあまり興味がなかったし、意識したこともなかったが、その認識が変わった。 -
これほど多くの星座がハッキリと見えたのは初めてだった。なかでも「スバル」はこれまで見たことがなかったし、車のスバルは、この星の名前から来ているということを初めて知った。一方で、こうした美しい星座が、都市の過剰な光やサイネージなどで、見えにくくなっている「光害」という問題も出てきていることなので、こうした近代化した都市ならではの問題も考えていく必要があると思った。
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C.H様
都会ではよく人工の明るい光を見ますが、それが星の観察だけでなく、植物・動物にも影響をおよぼしているということが、意外でした。 -
満天の星空をこれからも見続けていくために、夜になったらカーテンを閉める、明るい光を外に極力出さないなど、私たちにできることをしていこうと思いました。木星を望遠鏡で見ると、はっきりと二本の線が見えました。その木星のまわりを回る衛星も観察できました。オリオン座のベテルギウスが肉眼でも少し赤みがかっていました。いつか爆発してなくなってしまうのが悲しいです。

蓼科エリア
美しい星空を守る
天体望遠鏡や双眼鏡などの光学機器の製造・販売を行う株式会社ビクセン。環境保全の取り組みとして、星空観察を通じた環境講座や啓発活動を実施し、光害の低減や自然との共生の大切さを発信しています。星空という身近な自然環境を守り、持続可能な社会の実現と科学教育の普及に寄与することを目指しています。
