ハーヴェストのとりくみ

自然を享受するためには、それを守り続ける努力も必要。
豊かな自然環境を次の世代へ引き継ぐために、わたしたちにできることは何でしょう?
身近な自然のためにできること。自然と共生する未来を創るためにできること。
その一歩を、ハーヴェストクラブとともに踏み出してみませんか?
東急ハーヴェストクラブでは、リゾートに滞在するお客さまが「楽しさ」を通じて、
環境の大切さや自然と共生する素晴らしさを実感できる「体感型サステナブルリゾート」を目指しています。
各施設では、地域に根ざした多彩な取り組みを推進しています。

地域のエネルギーを活かす

EV充電設備の設置

全国のハーヴェストクラブに電気自動車充電器「Terra Charge」を設置。日本が目指す2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、環境問題に配慮した施設運営を行っています。

電力を100%再生可能
エネルギーに切替、推進

ハーヴェストクラブでは各施設で使用する電力を、100%再生可能エネルギーに切り替えています。(トラッキング付非化石証書の紐づけに基づく。)これにより、国際イニシアチブ「RE100」の要件を満たし、東急不動産㈱保有の各施設を含めて年間約15.6万トンのCO2排出削減を実現しました。

建物設備更新時の
省エネ設備選定
(熱源の変更等による燃料削減・
電力削減・節水等)

ハーヴェストクラブでは、建物の設備更新にあわせて省エネ設備を導入し、燃料や電力の削減、さらには節水を積極的に推進しています。熱源の変更や高効率機器の採用を通じて、環境負荷を低減した施設運営を目指しています。

生物由来資源を配合した
バイオマスアメニティの採用、
脱プラ推進

2022年4月以降、ハーヴェストクラブではアメニティをバイオマス製品に変更。「わら」や「さとうきび」由来のバイオマス素材を配合し、プラスチック廃棄量の削減を図っています。この取り組みにより、プラスチック使用量を4割以上削減することを目指しています。

ショップにて
バイオマスレジ袋の採用

ハーヴェストクラブのショップでは、バイオマス素材を配合したレジ袋を採用しています。植物由来の資源の使用により、プラスチック使用量削減やCO2排出量抑制に貢献します。また、客室お持ち帰り用のお買い物には、レジ袋の代わりに紙製カゴのお貸出しをおすすめしております。

省エネカードスイッチの
採用(客室)

ハーヴェストクラブでは、客室の電力消費を削減するために、省エネカードスイッチを採用。お客様が客室キーを挿入した時にのみ電源が入る仕組みを設けることで、不在時の無駄な電力消費を防止することで環境負荷の低減を目指した取り組みを行っています。

地域の未来を創る

バイオ式生ごみ処理機を導入
(2025年度までに全施設導入予定)

全施設にバイオ式生ごみ処理機(コンポスト)を導入し、生ごみを堆肥に変えることで、食の循環と地産地消の推進に取り組んでいます。施設で出た生ごみの約85%を減量することができ、作られた堆肥は自社で運営する収穫体験施設や提携している地域の農家で使用されます。

レストランなどで使用した
廃食油を回収し、持続可能な航空燃料「SAF」の原料として活用

レストランなどで使用した廃食油を回収し、約40%を持続可能な航空燃料「SAF」、40%を飼料、20%を工業用原料として活用しています。(2024年12月時点)将来的には、2027年頃に完成予定の国内SAF製造プラントに全ての廃食油を提供する予定です。

各施設のレストランで
地域産品の利用

ハーヴェストクラブのレストランでは、地域産品を積極的に取り入れたメニューを提供しています。地元で採れた新鮮な食材だけでなく、地元で作られた器や包丁など、地域の伝統や技術を活かしたアイテムも使用しています。地元の豊かな文化をお客様にお届けいたします。

生物多様性を育む

自然共生サイト認定取得

ハーヴェストクラブ蓼科・蓼科アネックス・蓼科ホテルのある「東急リゾートタウン蓼科」が2024年に「自然共生サイト」に認定されました。事業者、民間団体・個人、地方公共団体が生物多様性の保全に取り組む区域として認定を受け、今後もこの取り組みを継続・推進していく予定です。

漂着物を集めながら浜辺の
ごみ拾いも行うビーチコーミング

勝浦では、「海の博物館」の研究員とともに房総半島の海について学び、国際環境認証ブルーフラッグを取得した「興津海水浴場」でビーチコーミングを行うイベントを実施。流木や貝殻、シーグラスを集めると同時に、浜辺のごみ拾いを行い海洋の美化に貢献しました。

ガイドによる自然観察・
星空観察等のイベントを実施

ハーヴェストクラブ各施設で、星空観察や自然観察をテーマにしたさまざまなイベントを開催しています。専門のガイドが夜空に広がる星座や惑星の魅力を解説し、自然の美しさを実感できる、リラックスした時間をお過ごしいただけます。特別なひとときをお楽しみいただける機会をご提供します。

「三ヶ日みかん研究会」施設内
農園で収穫したミカンでの
研究企画。

浜名湖では、地元みかん農家である支配人と三ヶ日みかんの知られざる活用方法を研究する「三ヶ日みかん研究会」を発足し、新たな活用方法を研究しています。摘んだ花からフローラルウォーターを作るなど、お客様に参加体験の機会も提供しています。

施設のある地域に根差した
農作物や伝統工芸品など、
長年の信頼関係を元に
情報提供・販売。

東急リゾーツ&ステイ㈱は、「逸品お取り寄せ」サイトを運営し、地元農家や職人との長年の信頼関係を基に情報提供と販売を行っています。地域の特産品や伝統工芸品を取り扱い、お客様に地域の魅力をお届けしています。

食を通じた地域共生の推進

ハーヴェストクラブ蓼科・蓼科アネックス・蓼科ホテルのある「東急リゾートタウン蓼科」では、「食で地域をつなぐ取り組み」として、自然共生を楽しみながら学べる体感型サステナブルリゾートを目指し、多彩なイベントを開催。環境先進企業としてのノウハウを活かした食の取り組みを行っています。

「プチ菜園」で育む循環
~食と環境をつなぐ未来への一歩~

ハーヴェストクラブ勝浦では、コンポスト堆肥を活用した自家菜園を開始。ホテルから出る食材の切れ端や野菜くずを堆肥として使用し、ミントやラディッシュなどの野菜を栽培。収穫した野菜は、施設内のレストランでコース料理の付け合わせやブッフェサラダとして提供されています。

間伐材のレストランの「炎」に

ハーヴェストクラブ VIALA 鬼怒川渓翠のレストラン「炅」では、地域の森林資源を有効活用する取り組みの一環として、採取された間伐材や雑木を薪として使用し、資源の循環と環境負荷の軽減に貢献しています。さらに、館内外には地産の建材を採用し、間伐材の積極的な活用にも取り組んでいます。

タングラムでのたい肥使用した
「じゃがいも掘り体験」イベント
のリリース

ハーヴェストクラブ斑尾ではレストランで発生する生ごみを堆肥に変え、隣接するタングラムスキーサーカスの畑で活用しています。とうもろこしやじゃがいも、サツマイモなどの野菜を育て、生育状況に応じて収穫体験を開催し、学びの機会も提供しています。

軽井沢レストランでたい肥使用の
「リエネソーラーファーム東松山」
の野菜提供リリース

軽井沢&VIALAのブッフェレストラン「asama dining」では、営農型の太陽光発電施設「リエネソーラーファーム東松山」の太陽光発電の下で育った野菜を提供しています。ホテルで発生した生ごみを堆肥化し、活用する食の循環の取り組みも推進しています。

鬼怒川渓翠で
たい肥使用した野菜収穫体験

鬼怒川およびVIALA鬼怒川渓翠にご協力いただいている地元農家さんの畑では、ホテルから出る生ごみなどの食品残渣を活用した環境にやさしい「コンポスト堆肥」を使用し、持続可能な農業の実現に貢献しています。米・サツマイモ・里芋・青パパイヤなど、多彩な作物を育てています。

那須でのたい肥使用の
田んぼでブランド米の
植え付け体験

那須では、ホテルの廃棄食材を活用して堆肥を作り、田んぼに利用しています。ブランド米の田植え体験を実施し、お客様とホテルスタッフが共同で体験を行っています。環境に配慮した食材リサイクル活動により、循環型社会の構築を目指しています。

浜名湖でのたい肥使用した
ミカン畑の収穫体験

隣接している使われなくなった農地を利活用した浜名湖のハーヴェストガーデンでは、レストランの生ごみを堆肥にして活用し、三ヶ日みかんをはじめとした果物や野菜を栽培。みかん狩り体験も楽しめます。「食と環境」をつなげる取り組みとして、地産地消と持続可能な農業を推進しています。

back