こんにちは。フロント伊藤です。
新聞やニュースなどでご存知の方も多いかと思いますが、連日続いた冷え込みにより、諏訪湖では「御神渡り(おみわたり)」が出現いたしました!
「御神渡り」とは、諏訪湖の湖面が冬の寒気により全面結氷し、昼夜の温度差で氷が膨張・収縮を繰り返すことによって湖面にできた割れ目がせり上がり、岸から岸へとかけて、まるで氷の山脈のように筋ができる現象のことです。
言い伝えでは、諏訪神社上社の男神「建御名方神(たけみなかたのかみ)」が下社の女神「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」のもとへ渡るのに通った道筋がこの御神渡りだといわれています。
2月2日に出現が発表され、5日には「御神渡り拝観式」が執り行われ、御神渡りの判定と神事を司る「八剱神社」の宮司が、3本の御神渡り出現を正式に認定いたしました。
この御神渡りは、2013年2月より実に5季ぶりとなる出現で、かねてより期待を募らせていた地元は今とても湧き上がっております!
私も本日、ようやく御神渡りを見に行くことができました!
岡谷市湊の湖岸から伸びている場所から見物いたしました。
御神渡り見物用の臨時駐車場も設けられており、三連休中ということもあって多くの人で賑わっておりました。
昨晩降った雪で少しわかりづらくなっておりますが、立派な御神渡りの筋が対岸へと伸びておりました!
長く諏訪地域に住んでおりますが、とても神秘的に感じられました♪
過去30年間で出現率が30%にも満たない、珍しく神秘的な現象・御神渡り。
次に御神渡りが見られるのはいつになるのでしょうか。
皆様もぜひこの機会に御神渡りをご覧にお越しくださいませ♪
御神渡りに所縁の深い諏訪大社もあわせて観光することもおすすめです!