大天井岳から槍穂高を望む
フロント担当の岡田です。
先日北アルプスの燕岳から常念岳まで縦走登山に行ってきました。
登山口の中房温泉から燕岳までの登山道は北アルプスの三大急登の一つとして数えられる道ですが、比較的人気のルートです。
ところどころにベンチが設けられていて適度に休憩を挟みながら登ることができます。
登山道の途中にある合戦小屋は宿泊はできませんが、松本市波田町産のスイカを販売していることで有名で、ここで水分補給をする登山者が大勢います。
登山開始から約4時間半程で燕岳に到着。
山頂からの眺めはまさに絶景!北アルプスの名だたる山々が一望できました。
穂高連峰から槍ヶ岳はもちろん水晶岳や鷲羽岳、剱岳、遠くに鹿島槍ヶ岳や五竜岳まで見渡すことができました。
紅葉も手伝って見渡す限り 言葉で表せない程の景色が広がっています。
燕山荘の休憩所で昼食を取り、表銀座コースを南下します。
右手に3,000m級の峰々を眺めながらの贅沢な登山道を歩きました。
この日は大天井ヒュッテに泊まりました。
こちらの山小屋での夕食のトンカツは非常においしく、また驚いたのがご飯がとてもおいしかったことです。
標高の高い山小屋では気圧が低い為うまく炊けないものですが、この山小屋のご飯にはびっくりしました。
また寝具がとても清潔で今まで泊まった山小屋の中でも1,2を争うくらい快適に休むことができました。
翌日朝6時から登山開始、大天井岳を目指します。
約50分程で山頂に到着。前日の燕岳よりさらに槍穂高に近づき、その雄姿が迫力を増します。
山頂から常念山脈を尾根づたいに歩き、東天井岳、横通岳を縦走します。約3時間程で常念小屋に到着。
ここから常念岳山頂まで約1時間の延々登りが続きます。
この登りは非常にきつく感じました。
今回の山行で最後の山頂からの景色も素晴らしいものでした。
2日間で17時間以上歩くハードな行程でしたが、その疲れを忘れさせてくれる絶景の連続でした。
燕岳
イルカ岩
燕岳方面から縦走路を望む
常念岳山頂