フロントの瓜生です。
現在、諏訪湖まちじゅう芸術祭（8/22～9/23）が開催されています。
期間中は諏訪湖周辺の美術館・博物館（１７施設）でイベントやワークショップなどが開かれます。
この芸術祭、コンサートや著名なアーティストのトークショーなどのイベントも盛りだくさんなのですが、私的にお勧めは“芸術祭共通パスポート”（大人2700円）。
このパスポートで１７施設すべての美術館・博物館を見ることができるんです。
私もこのパスポートを購入しで諏訪市美術館へ行ってきました。
今回、幸運にも受付での話の流れで学芸員の矢ヶ﨑さんに建物や展示作品の貴重なお話をお伺いすることができました。
中でも興味深かったのが、現在“この土地と人へのまなざし”（～9/21（日）まで）という企画展で出展されている岡本太郎さんのお話。
この企画は諏訪に縁のある５名の作家の作品を展示しているのですが、岡本太郎さんは縄文土器に芸術を見出していたとのこと。
なるほど作風を考えるとなんとなく共通性があるような。また御柱祭に魅せられた一人でもあり巨匠の撮った写真も展示されています。
建物は歴史があり外観は和風で館内は洋風という和洋折衷、県内で一番古い公立の美術館とのこと。隣に建つ温泉施設「片倉館」（昭和３年建設）と合わせてレトロな雰囲気を感じます。
上諏訪駅からも徒歩で10分弱の距離です。
また、久しぶりに美術館を訪れて新鮮な気持ちになりました。
芸術って人間に必要なんだな・・・と、柄にもなく思ったり。
芸術の秋！みなさんもこの機会に美術館めぐりをしてみてはいかがでしょうか。
