モダンな外観の軽井沢現代美術館
皆様、こんにちは。秋が深まる今日この頃いかがお過ごしですか?
秋と言えば、スポーツ、食欲、読書、そして芸術!
上野ではフェルメールをはじめ、ムンク、ルーベンスと著名画家の企画展が目白押しですね。(私も来月にはムンク展、フィリップスコレクション展に行く予定です)
今日は芸術の秋に因んだ話題を皆さんにお届けしたいと思います。
今や「世界のKUSAMA:草間彌生」ですが、長野県松本出身なのはご存知でしょうか? 今春に松本市美術館で行われた企画展も連日長蛇の列で大盛況だったようです。そんな「世界のKUSAMA」が軽井沢でも(並ばずに)みられる最後のチャンスです!
国道18号を中軽井沢方面へ、南原を右折し急坂を登っていくとモダンな外観の軽井沢現代美術館が見えてきます。
現在、2階企画室では草間彌生の版画を見ることが出来ます。「あの」かぼちゃや富士山などの連作が圧倒的な迫力で迫ってきます!
しかし、私が一番魅かれたのは1階の展示室に飾ってあった「高原」です。かなり初期の作品のようですが、何気ない風景画の中の独特の色彩感覚、また有名になるきっかけとなった「水玉」や「網目模様」が随所に取り入れられていて、単なる風景画ではなく心象をも表している気がしました。連なる山々は画家が松本出身であることを考えると「白馬三山かな?」と1人想像してみたり・・・。
こじんまりとした美術館ですが、「つり目の女の子」じゃない奈良美智の作品なども鑑賞できます。
今シーズンは今月25日が最終開館日(毎週火・水曜休館、10-17時まで、一般1000円)です。入館者はドリンクとクッキーがついており鑑賞後にアートショップのソファーで閲覧用の美術雑誌を見ながら一息つけます。駆け込み鑑賞、いかがですか?
皆様のご感想もぜひお聞きしたいです!