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勝浦

◇初参戦!おちょいり実況中継!◇

2014/09/15

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みなさんこんにちは^^

この週末は気持ちいいくらいの秋晴れで、絶好の秋祭り日和でしたね!

お、また祭りネタか?毎日毎日しつこいな(-"-)と思った方、
すみません…(>_<)

年に一回の事なので私にも書かせてください~!(T_T)

前々回のブログでもありましたが、勝浦人って本当に祭り好き。
本当にみんなこの日のために生きているようなもんです。
いざ当日になると、ろくに神輿も担がずに一日中飲んでばっかりの人もよく見かけますが…。
それでも普段はそれぞれの仕事や生活をしている昔っからの仲間と
久々に再会して盛り上がれるこの日が大好きなのでしょう。

でもそんな海のアツーい男たちが、「おーでりょー!(ほら大漁!)」と掛け声をかけながら
練り歩くその姿は勇ましくて、普段の1.5倍から2倍くらい男前に見えます!

私は去年のお祭りも見に行っていましたが、一番見たかった浜勝浦地区のおちょいり(お宮入り)は夜遅すぎて次の日朝から勤務だった私はあえなく断念…。

その日のブログを振り返ってみたら、「来年は希望休を取ってでも
最後までおちょいりを見ることにしましょう!」と声高に宣言していました(笑)

今回希望休はお願いしなかったものの、偶然次の日がお昼からの出勤だったので
最後まで見ることが出来ましたよ~^^
なので誠に勝手ながら写真とともに実況中継させて頂きます♪

まず「おちょいり」とは、先ほどもお話した通り「お宮入り」のことで、
勝浦の市内を練り歩いた各地区の神輿が、夜それぞれの地区の神社に
奉納されることをいいます。

浜勝浦地区は、勝浦漁港を出発し市内を練り歩いた後、あの「ビッグひな祭り」でも有名な
遠見岬神社の60段の石段を上り、さらにその上にある本殿まで神輿を運ぶのが見もので
勝浦の人だけでなく多くの観光客までもが、その姿を一目見ようと神社に集まります。

私が神社に行ったのは23時半位でしたが、その頃はまさにおちょいりの始まる直前で、
人もたくさん集まってきていました!

1枚目の写真がそうですが、狭い石段を上って境内まで行くには通常の神輿では大変なので、
飾り物を外したりとかモリ(担ぎ棒)を4本から2本にしたりしています。

そして2枚目。ついに準備完了!男衆で神輿を下げながらのおちょいりが始まりました。

周囲にはたくさんの人!神輿がこれから向かう石段の脇にもすでにたくさんの人が並び、
神輿が来るのを見守っています。

おちょいりする時はみんなで掛け声をかけていくのですが、
初めはなんて言っているのかわかりませんでした。
勝浦の人に聞いたら、「でんみょり!でんみょり!」って言っていたんだそうです。
古くは1601年の津波で当時の神社社殿が流された時に、流された御魂を発見した住民が
「大明神!大明神!」と連呼しながら御魂を抱えて走ったことに由来するんだそうです。
調べちゃいました。

担ぎ棒のモリはかなり長いので、石段を上る時も、緩やかなカーブを曲がる時も
後ろを支える人はモリが人や物にぶつからないように注意しながら進みます。
カーブを曲がっていくときは細心の注意を払ってゆっくり進んでいましたが、
前にいた男たちは「でんみょり!」の掛け声とともにぐるっと回ってしまい、後ろの木に激突!
飾ってあったのぼりの棒が折れてしまいました^^;

そんなこんなを繰り返しながら神輿はようやく本殿に到着!
境内にはおっ、いつの間に!?と思いましたが、すでに各地区の長たちが
スタンバイして神輿が来るのを待っていました。

そうして男たちは神輿を本殿へ奉納、神主さんによってお祓いされて
無事その日のおちょいりは幕を閉じました。

なんだかんだで終わったのは1時近かったと思います。

長かったけど見れてよかった!
「でんみょり!」の大きな掛け声に、男たちだけでなく、
勝浦人すべての“まっち”への熱い魂を感じた夜でした。

夢中でついていっていたので気づきませんでしたが、思った以上に歩いていたようで、
次の日は足が棒になったように疲れてしまいました^^;

早くまた来年のまっちにならないかな…♪
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