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有馬六彩 & VIALA

~絵画展示のお知らせ~

2017/05/12

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①小野竹喬『内海』

皆さま、こんにちは。
フロントの井上です。

さて、有馬六彩では恒例の『ギャラリー明治・絵画特別展示・販売会』を開催しております。
国内外の有名作家による、日本画・油彩画・版画などの作品を取り揃えております。


①小野竹喬(明治22年~昭和54年)
岡山県に生まれ、京都で没。14歳で京都の竹内栖鳳に師事。竹橋の号を授かる。18歳で京都の美術学校に入学、卒業後に文展で実績を積むが、学友たちと国画創作協会を創立した事で転機を迎え、画号を竹喬に改めた。さらに見聞を広める為、欧州を旅し大きな影響を受ける。特にセザンヌの影響が見られ、洋画的手法を取り入れた30代の作品は、竹喬芸術の柱の一つになる。さらに日本の伝統的な大和絵を、抽象的な表現で描いた晩年までと変換。その中で常に一貫しているのは、柔らかさと暖かさ、空気間で、生まれ育った瀬戸内が育んだ人柄と、京都で学んだ洗練された感覚が融合した色・筆は、近代日本画家を代表する一人として、文化勲章を受章する。
画題:内海
技法:岩彩
画寸:10号(変形)
相場価格:216万円


②児玉幸雄(大正5年~平成4年)
大阪で生まれ、東京で歿。13歳頃から自己流で絵を描くも、大学は経済学部に進学。在学中に出品した作品が入選したことで、本格的に学ぶため田村孝之介に師事し、さらに頭角を現す。美術学校外の在学中から入選を重ね、今後が嘱望される中、卒業と同時に戦争で入隊。7年間の兵役を終え再び絵を描き始め、すぐに入賞を重ねて二紀会創立に参画。この頃より頻繁にフランスを訪れ、有名地でなく、庶民の暮らす街並みを主題にする。やがてパリの下町に居住しながら創作。帰国後は百貨店や画廊での個展を精力的に行い、国費買い上げになる作品も発表。街並みは重厚でありながら、生活の息使いが伝わる、まさにパリの下町を圧倒的な画力で表現している。
画題:城門と町
技法:油彩
画寸:8号
相場価格:346万円


③アルフォンス・ミュシャ(1860年~1939年)
19歳でウィーンの工房で働きながら夜間のデッサン学校に通うが、卒業後に失業。苦労の中、皇族に連なる人物に才能を認められ、援助を受けてドイツとフランスの美術学校で学び、印刷所に職を得る。さらに35歳の時に請け負った芝居のポスターが大きな転機になる。ポスターは、高名な画家に依頼する予定であったが、主だった画家が休暇で、印刷所で働くミュシャに急遽依頼がくる。無名であるが、高名な美術学校で学んだ実力を発揮し、繊細な装飾と威厳に満ちた作風は大好評を博し、一夜にして地位を不動のものとする。後年、自身のルーツであるチェコに帰国。空想上の民族史「スラヴ叙事詩」を20年かけて描き上げ、作品は世界中を巡回している。
画題:インペリアル
技法:リトグラフ
画寸:お気軽にお問合せ下さい
相場価格:18万円


※会員様特別価格として記載相場価格の半額からのご商談とさせて頂きます。

※すべての作品は額込みの価格となります。またお好みに合わせた額交換もお気軽にご相談下さい。

※50枚以上の作品を展示販売しています。鑑賞の機会としてもお楽しみ頂けますので、お気軽にお越し下さい。


展示作品(例)
上村松篁、後藤純男、中島千波、川端龍子、杉山寧、山口華楊、浮田克躬、東郷青児、森田茂、長谷川潔、
浜口陽三、向井潤吉、他(すべて肉筆)また良質な版画をすべて会員様特別価格にてお納めさせて頂きます。



■営業時間■
9:00~20:00
※諸事情により営業時間が変更になる場合があります。

■場  所■
1号館ロビー階 ライブラリーラウンジ


販売元:ギャラリー明治
東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル3F
03-3261-7115
  • ②児玉幸雄『城門と町』

  • ③アルフォンス・ミュシャ『インペリアル』

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