皆様、こんにちは。
レストラン 廣津(ひろつ)でございます。
お恥ずかしながら4月に入社してから、何故箱根では「ススキ」が有名なのか知らずに過ごしておりました。
今回勉強しましたので、皆様にご紹介させていただきます。
仙石原は昔、樹木もない一面が広大な原野で「ここを開墾すれば千石の穀物が収穫できる!」というところから江戸時代の初期まで「千石原村」という地名がついていました。
火山灰の土壌と湿地が原因で千石の穀物を収穫する事は叶わず、屋根葺き用のススキを近隣の村に出荷して、生計を立てていたそうです。
今は観光地として皆様に愛されているススキ草原ですが、かつては人々の生活を支える大切な存在だったようです。
調べてみて、風にゆれるススキが今までより頼もしく見えました。
最近は朝晩の気温が20度を下回ることも多く、ぐっと秋を感じられるようになりました。
箱根にお越しの際は、いつもより一枚多く羽織るものをお持ちいただく事をオススメいたします。
それでは、レストランにてお待ちしております。